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一条工務店のおすすめオプション5選!採用した30項目の価格も公開

一条工務店グランスマートのキッチン。御影石カウンターとカップボードとペンダントライト
さーパパ

一条工務店の打ち合わせでオプションを勧められて、この金額を出す価値があるのか判断できずに困っていませんか。

担当におすすめと言われても、採用してよかったかどうかは住んだ人にしか分かりません。しかも項目数が多いので、一つずつ足すうちに総額がわからなくなってしまうことが多いです。

我が家が1年住んで満足度が高かったオプションBEST5は、2,500円の壁下地補強、無償だったフロントオープン食洗機、100,800円のタッチレス水栓、330,000円の勾配天井、17,100円の自在棚でした。金額の大きさと満足度は、思っていたほど比例していません。

私は2025年8月から、一条工務店グランスマートの平屋(約25.5坪・静岡県)に妻と長女の3人で住んでいます。この記事では実際に採用した30項目すべての価格を公開します。合計は2,585,825円でした。

どのオプションにいくら払うか、優先順位を付ける材料にはなるはずです。予算が膨らんだときに諦める以外の選択肢があることも、我が家が実際にやった2つの例で書きました。

目次

結論|実際に住んでわかった!採用してよかった一条工務店のオプションBEST5

1年住んだ今、迷わず「付けてよかった」と言えるオプションは次の5つです。

順位オプション金額(税抜)
1壁下地補強(壁掛けテレビ用)2,500円
2フロントオープン食器洗い乾燥機0円(定価250,000円)
3タッチレス水栓(浄水機能付)100,800円
4勾配天井330,000円
5自在棚17,100円

選んだ基準は見た目ではありません。1年暮らして、毎日の動き方が実際に変わったかどうかだけで並べました。

自分でも意外だったのは、1位が2,500円の壁下地補強だったことです。330,000円かけた勾配天井よりも、満足度は高く感じています。オプションの金額と満足度は、思っていたほど比例しませんでした。

我が家が採用したオプションは全部で30項目、合計2,585,825円でした。この記事では5つを詳しく紹介したあと、30項目すべての価格と1年後の評価を表で公開します。

なお、我が家は静岡県に建てたグランスマートの平屋で、延床は約25.5坪、家族は妻と長女の3人です。2025年8月に入居しました。金額はすべて2025年1月11日の見積もり時点のものです。

我が家が採用したのは30項目・2,585,825円でした

まず全体像からお伝えします。オプション(見積書上は「標準仕様外工事」)の合計は2,585,825円でした。

建物工事費は税抜28,240,805円・税込31,064,885円です。税抜で見るとオプションが占める割合は約9%でした。ざっくり言えば、家1軒に対して1割弱がオプションだった計算になります。

なお、この30項目に外壁タイルは入っていません。グランスマートではハイドロテクトタイルが標準仕様で、追加費用は0円でした。実物が1年でどうなったかはハイドロテクトタイルの1年後の外壁で公開しています。

ただし、最初から2,585,825円だったわけではありません。最初の見積もりでは1,125,400円でした。

初回見積もり
2024年8月30日
最終見積もり
2025年1月11日
差額
オプション(標準仕様外工事)1,125,400円2,585,825円+1,460,425円

打ち合わせを重ねる中で、オプションだけで146万円増えました。約4ヶ月半での変化です。

これは、自分たちでオプションを足していった結果です。最初の見積もりに入っていたのは7項目だけで、残りの23項目は打ち合わせ中に追加しました。クロス、勾配天井、御影石のカウンター、トイレ、電気工事といったものが、後から一つずつ増えていきました。

契約前の方に一つだけお伝えするなら、最初の見積もりのオプション金額は、そのままの数字では終わらないという前提で予算を組んでおくと安心です。

一条工務店のオプション30項目のカテゴリ別内訳グラフ

暮らしが変わったおすすめオプションBEST5|1位は2,500円でした

ここからはおすすめオプション5つを1つずつ紹介します。結論から言うと、満足度が高かったのは「毎日の手間が減ったもの」でした。

1位|壁下地補強 2,500円

たった2,500円ですが、この家で一番家事が楽になったオプションです。

壁掛けテレビにするために、壁の中に下地を入れてもらう工事です。見積書には「壁下地補強(室内)高さ910mmまで」と書かれています。

家事が楽になったポイントは、テレビを壁に掛けられたことそのものではありません。テレビ台が要らなくなったことです。床に置く家具が1つ消えたので、その一帯に何もなくなりました。

そして我が家は平屋です。段差も階段もないので、ロボット掃除機1台で家全体を掃除できます。テレビ台を置いていないことで床の障害物も少なく、ロボット掃除機にとって掃除しやすい環境になっています。掃除機を持って部屋から部屋へ移動する必要がなくなりました。

我が家は、ロボット掃除機の充電ステーションをどこに置くかも、間取りを考える段階で決めていました。買ってから置き場所を探すと、どうしても邪魔になる場所しか残っていないことがあります。購入を検討しているなら、間取りを決める段階で置き場まで考えておくのがおすすめです。

壁掛けテレビの下をロボット掃除機が走るリビング

2位|フロントオープン食器洗い乾燥機 0円(定価250,000円)

これはキャンペーンで無償になったものです。見積書には250,000円と書かれていますが、サービス扱いで実際の支払いはありません。

フロントオープンは、扉が手前に倒れて、かごを引き出して使うタイプです。上から入れる浅型・深型と違い、覗き込まなくても食器の出し入れが簡単にできます。

我が家は1日分の食器をまとめて洗っています。鍋やフライパンも一緒に入るので、シンクに洗い物が残りません。

私は250,000円を払っていないので、「25万円の価値がある」と断言することはできません。ただ、実際に暮らしてみた今なら、もし25万円を払う必要があったとしても、選んだと思います。

フロントオープン食洗機に1日分の食器と鍋を入れた状態

なお、我が家は食洗機を朝に回しています。太陽光で発電している時間帯に使えば、電力会社から買う電気を減らせるからです。この考え方で1年間どうなったかは、平屋の電気代を1年分公開した記事にまとめました。

3位|タッチレス水栓(浄水機能付)100,800円

キッチンの水栓を、タッチレス水栓ナビッシュのH6タイプに変更しました。差額は100,800円です。

浄水機能が本体に組み込まれているので、切り替えるだけで浄水が出ます。残留塩素などが除去されるため、そのまま飲めるので、米を研ぐ水にも、汁物の水にも使っています。浄水ポットもウォーターサーバーも置いていません。

タッチレスにも助けられていて、手が汚れていても、手をかざせば水が出ます。肉や魚を触ったあとに蛇口を汚さずに済むのは、地味ですが毎日の家事が楽になります。

維持費は、カートリッジは1年に1回交換で、17,000円でした。3種類あるうちの真ん中のグレードを使っています。交換は自分でできて、10分ほどで終わりました。

つまり初期費用100,800円+年17,000円です。ウォーターサーバーを置く場合と比べてどうかは、各家庭の使い方次第だと思いますが、ウォーターサーバーに水をセットする手間がない分、時短にもなっています。

4位|勾配天井 330,000円

LDKの天井を勾配天井にしました。330,000円と、5つの中では一番高いオプションです。

我が家のLDKは19帖あります。数字だけ見ると平屋としては標準的ですが、天井が上に抜けているので、面積以上に広く感じます。

平屋は2階がない分、天井を高くできる家です。天井を高く取れるのは平屋ならではだと思います。 勾配天井にした範囲や、ロスガードのダクトで横が0.5マス小さくなった話は勾配天井330,000円の記録にまとめました。

天井には木目調のクロスを貼りました。勾配に沿って木目が伸びるので、視線が自然と上と奥に引っ張られます。天井の色を木目調に変えるだけで、空間がより広く感じられました。

LDKの勾配天井。木目調クロスとダウンライト

5位|自在棚 17,100円

炊飯器と電子レンジを置いている棚です。17,100円でした。

一条工務店には、お住まい検討シートのカップボードのページに、「家電収納タイプA075」という専用の収納オプションがあります。最初は、こちらを検討していました。

構成は、上段が電子レンジ置き場、中段がポットと炊飯器用のスライド棚、下段がゴミ箱スペースです。さらに、コンセントも合計6口付いています。

ただ、その金額が282,260円でした。

我が家がやりたかったのは「炊飯器と電子レンジを置く場所を作る」ことだけです。そう考え直して、自在棚に変更しました。差額は265,160円になります。

結果として、置きたいものは全部置けました。棚板の位置を後から動かせるので、家電を買い替えても対応できます。

炊飯器と電子レンジを置いた自在棚

全館さらぽか空調 517,000円|単体で最も高いオプションでした

30項目の中で最も高かったのが、全館さらぽか空調の517,000円です。そして、採用してよかったオプションでもあります。

さらぽか空調は、床暖房に加えて床冷房とデシカント換気(除湿)が付く一条工務店の全館空調です。我が家は見積書上「特別モニター」という扱いで、延床面積25坪以上という条件が付いていました。

暮らしがどう変わったかというと、エアコンをほとんど使わなくなりました。1年間で使ったのは2〜3回だけです。

冬は11月から4月まで床暖房を24時間、夏は5月から9月まで床冷房を24時間つけっぱなしにしています。つけたり消したりしません。家の中に温度差がないので、部屋を移動しても体感が変わらないというのが、住んでみて一番大きかった点です。

床冷房なので、エアコンのように風が直接当たりません。冷房が苦手な妻も、これなら平気だと言っています。

不満が1つだけあります

「うるケア」との併用ができませんでした。うるケアは一条工務店の全館加湿システムですが、さらぽかを選ぶと選択肢から外れます。

そのため冬の加湿は、加湿器を別に置いて対応しています。併用できるなら付けていましたというのが正直なところです。ここはさらぽかを検討する方に、先に知っておいてほしい点です。

517,000円を払う価値があったか

払う価値は、あったと思っています。ただし、この判断には電気代の話が欠かせません。24時間つけっぱなしにする空調なので、導入費だけを見ても判断できないからです。

床冷房を24時間つけた夏の3ヶ月は合計4,081円、床暖房の冬3ヶ月は26,693円でした。月別の実額や、なぜこの金額に収まったのかはさらぽかの電気代を1年分測った記事に詳しく書いています。

クロスはトータルで95,400円|見た目が一番変わった

内装の印象を最も大きく変えたのはクロスでした。しかも複数の箇所を変えて合計95,400円です。

内訳は4項目に分かれています。

見積書の項目金額
壁クロス変更(メーカークロス)32,000円
壁クロスアクセント施工35,400円
天井クロス変更8,000円
天井クロスアクセント施工20,000円
合計95,400円

貼った場所は、トイレ、テレビの背面、寝室、廊下、玄関、そして勾配天井です。

一番驚いたのは玄関でした。白いクロスなのですが、標準のものとは雰囲気が全然違います。ヘリンボーンという、羽根が並んだような柄が入っていて、光の当たり方で表情が変わります。「アクセントクロス=濃い色」だと思っていたので、これは想定外の発見でした。

標準の白いクロスと玄関のヘリンボーン柄アクセントクロスの比較

金額の見方について、1つ補足させてください。この4項目はすべて「一式」で計上されています。つまり「テレビ裏のアクセントクロスだけでいくら」という金額は見積書に出てきません。95,400円は4項目をまとめた合計額です。

一条工務店のクロスには、オリジナルクロスとメーカークロスの2種類があります。料金の決まり方が異なり、オリジナルは施工面積に関わらず定額、メーカークロスは面積に応じて金額が変わります。見積書のメーカークロスの欄だけ「1,120円/㎡以下」と単価で書かれているのは、そのためです。

システム間接照明 68,600円

テレビを掛けた壁には、間接照明も入れました。垂直タイプを壁の左右に1つずつ、計2つ採用して、費用は68,600円です。

左右から光が回るので、夜はテレビの背面だけが浮かび上がります。同じ壁でも、点灯時と消灯時では印象がまったく違いました。

また、設置位置によっては間取りにも影響するため、採用するなら早めに設計担当へ相談しておくのがおすすめです。

テレビ壁の間接照明を消灯した状態と点灯した状態の比較

キッチンにかけた金額と、1年使った実感

キッチンには合計で約36万円かけました。1年使って後悔しているものはありません。

項目金額
グレイスキッチンカウンター変更(天然御影石一枚板)110,000円
カップボードカウンター変更(天然御影石一枚板)77,000円
シングルオールメタルIHクッキングヒーター78,000円
オリジナルシステムキッチン水栓変更100,800円

天然御影石のカウンター 計187,000円

キッチンとカップボードの両方を、天然御影石の一枚板に変更しました。合計187,000円です。

最初はキッチンだけにするつもりでしたが、妻と話し合って、「どうせなら両方やろう」と決めました。並んだときの統一感は、片方だけでは出なかったと思います。

1年使った実感として、傷は付いておらず、色移りもありません。醤油やコーヒーをこぼしても、さっと拭けば跡は残りませんでした。見た目のために選んだつもりでしたが、手入れのしやすさという面でも、選んでよかったと感じています。

オールメタルIH 78,000円

IHクッキングヒーターは、シングルオールメタルタイプに変更しました。差額は78,000円です。

オールメタルの本来のメリットは、アルミ鍋や銅鍋が使えることですが、我が家ではアルミ鍋も銅鍋も使っていません。つまり、その機能は1年間使っていないことになります。

では、何が決め手だったのかというと、掃除のしやすさでした。IHのボタンに段差がないので、布巾でそのまま拭き取ることができ、ボタンの隙間が汚れることもありません。魚焼きグリルの受け皿も網ではないため、洗うときに網を一本ずつ洗う必要がありません。

天然御影石一枚板のキッチンカウンターとオールメタルIHの天板

カップボードも満足度が高いオプションでした

カップボードは「グランドカップボード(ベーシックタイプ)」です。定価322,000円のところ、住まいの体験会の特典で無償になりました。

食器の収納として使っています。これがなかったら、キッチンまわりのものは収まりきらなかったと思います。無償だったから言うのではなく、単体で見ても満足度の高いオプションです。

背面の壁はタイルを積んだような意匠になっていますが、これはカップボードに付いてくるもので、別途オプションを追加したわけではありません。それでいて、キッチン全体の見た目を一段引き締めてくれています。

また、カップボードの上部を調理スペースとして使えるのも便利です。我が家では、キッチンだけでは手狭に感じるときに、野菜を切ったり、料理を一時的に置いたりしています。作業場所が1箇所増えるだけで、複数の料理を同時に作るときの余裕がかなり変わりました。

収納としてだけでなく、キッチンの作業スペースを広げてくれる存在としても活躍しています。1年住んだ今でも、「付けてよかった」と感じるオプションの一つです。

グランドカップボードとタイル調の背面。上部は調理スペースにもなる

キャンペーンで無償になった3つ|定価572,000円分

我が家は3つのオプション、定価にして572,000円分を無償で受け取っています。

項目定価実際の支払い内容
断熱等性能等級・等級7へのグレードアップ0円断熱王キャンペーン
フロントオープン型食器洗い乾燥機250,000円0円期間限定キャンペーン
グランドカップボード(ベーシックタイプ)322,000円0円住まいの体験会

見積書では「サービス計 −572,000円」として、まとめて差し引かれています。

断熱王で玄関ドアが変わりました

断熱等性能等級・等級7へのグレードアップで変わったのは玄関ドアです。

断熱等級7の仕様には、超断熱玄関ドア「ダンジュ」が含まれます。一条工務店の公式サイトによれば、等級7は高性能ウレタンフォーム・トリプルガラス樹脂サッシ・玄関土間断熱と、このダンジュを組み合わせて実現するものだそうです。ダンジュのU値は0.46W/㎡・K(ガラスなしの場合)、厚みは一般的な断熱ドアの2倍以上と説明されています(一条工務店公式サイト・2026年8月14日確認)。

1年使ってみての正直な感想は、「重い」です。厚みが2倍以上あるので、開け閉めには少し力が要ります。

ところが、この重さが思わぬところで役に立ちました。長女がまだ自力で開けられません。気付かないうちに外に出てしまう心配がないので、結果的に助かっています。初めは、玄関ドアが重いことはデメリットだと思っていましたが、今では安心感につながっています。

超断熱玄関ドア ダンジュの厚みが分かる断面

キャンペーンは時期で変わります

大事な注意点を1つ。キャンペーンの内容は定期的に変わります。

我が家が契約したのは2025年1月です。そのときに行っていたのが断熱王と食洗機のキャンペーンでした。今も何かしらのキャンペーンはやっているはずですが、中身は同じではありません。

「一条工務店ではフロントオープンの食洗機が無料になる」と期待して打ち合わせに行くのは、おすすめしません。自分の契約時期に何をやっているかを、営業担当に直接聞いてください。

高い仕様を安く置き換えた2つ|自在棚とアクセントクロス

予算が足りないときは、諦めるのではなく「別のもので同じ目的を果たせないか」を考えるのがおすすめです。我が家は2箇所でこれを実践しました。

家電収納タイプA075 282,260円 → 自在棚 17,100円

1つ目が、先ほど書いた家電収納です。

金額
家電収納タイプA075282,260円
自在棚17,100円
差額265,160円

専用品なので使い勝手は良いはずですし、コンセントが計6口付いている点も魅力でした。それでも、我が家の目的は「炊飯器と電子レンジを置く」ことだけです。その目的なら自在棚で足りました。

浮いた265,160円は、勾配天井や御影石のカウンターに回っています。

グラビオエッジ 124,300円〜 → アクセントクロス

2つ目が、テレビを掛ける壁です。

グラビオエッジという壁材を貼りたいと考えていました。大建工業の製品で、砂岩をモチーフにしたレンガ積み調のものです。打ち合わせのときに提示された金額の目安は、7〜8㎡で124,300円、9〜10㎡で146,300円でした(2025年1月時点)。

これを見て、アクセントクロスに切り替えました。当時のお住まい検討シートには、私自身の字で「壁はアクセントクロス」と書き残してあります。

代わりにお金をかけたのが、同じ壁の間接照明68,600円です。素材で質感を出すのをやめて、光で質感を出す方向に切り替えました。

この壁は、今では家の中で一番気に入っている場所です。夜に照明を点けたときの雰囲気は、壁材を貼っていたら出せなかったかもしれません。

オプションで予算が膨らむと、つい「付けるか、諦めるか」の二択で考えてしまいます。同じ目的を別の項目で実現できないかと考えることも、一つの選択肢です。

一条工務店のオプション30項目の価格一覧

我が家が採用した全30項目を公開します。金額は2025年1月11日の見積もり時点、すべて税抜です。

#項目仕様・備考金額評価
1ベタ基礎491,300円
2サッシ変更(9尺サッシ)差額44,000円
3トリプルハニカムシェード 電動式へ変更3箇所・電気工事含む30,000円
4屋根材変更(コロニアルグラッサ)オリジナル太陽光専用54,600円
5屋根版特殊施工(ダミーパネル)24,200円
6壁クロス変更(メーカークロス)定価1,120円/㎡以下32,000円
7壁クロスアクセント施工一式35,400円
8天井クロス変更オリジナルクロス8,000円
9天井クロスアクセント施工一式20,000円
10勾配天井330,000円
11ピクチャーレールW-1シリーズ5,700円
12壁下地補強(室内)高さ910mmまで2,500円
13システム間接照明垂直タイプ68,600円
14グレイスキッチンカウンター変更天然御影石一枚板110,000円
15シングルオールメタルIH差額78,000円
16オリジナルシステムキッチン水栓変更ナビッシュH6・浄水機能付100,800円
17カップボードカウンター変更天然御影石一枚板・6尺幅77,000円
18自在棚17,100円
19エコキュート変更三菱SRT-SK376(D)・370L45,000円
20トイレ変更(タンクレストイレ)アラウーノS160・差額59,000円
211Fトイレ手洗いカウンターTOS-150・自動水栓103,000円
22ペーパーホルダー変更TOTO YH406R2,000円
23電気工事追加スイッチ・コンセント等40,500円
24オリジナルLED照明パッケージ85,300円
25全館さらぽか空調(特別モニター)延床25坪以上517,000円
26照明器具オリジナルLED以外119,825円
27断熱等性能等級・等級7へのグレードアップ断熱王キャンペーン0円
28フロントオープン型食器洗い乾燥機キャンペーン・サービス250,000円
29子育てエコホーム支援事業申請手数料85,000円
30グランドカップボード住まいの体験会・サービス322,000円
小計3,157,825円
サービス計(28・30)−572,000円
合計2,585,825円

30項目の合計は3,157,825円で、そこからサービス分572,000円が引かれて2,585,825円になります。金額は1項目ずつ見積書からそのまま書き写したものです。

いくつか補足します。25番のさらぽか空調は517,000円と、単体では最も高いオプションでした。この空調の電気代がどうなったかはさらぽかの電気代を1年分測った記事にまとめています。

1番のベタ基礎491,300円は金額こそ大きいものの、住んでいて実感する場面はありません。5番のダミーパネルは、太陽光パネルが収まりきらない屋根の端に入れる、発電しない見た目だけのパネルです。ドローンで屋根を撮ってみましたが、どれがダミーなのかは下から見るだけでは、判別できません。見た目を揃えるための部材です。

初回見積もりと最終見積もりのオプション金額の比較グラフ

オプション選びで気をつけたいこと

ここまで金額をお伝えしましたが、そのまま鵜呑みにしないでいただきたい点が4つあります。

1つ目は、見積書の多くが「一式」で計上されていることです。クロスの95,400円は4項目をまとめた合計であって、部屋ごとの金額は書かれていません。「この部屋だけやめたらいくら下がるか」は、見積書を見ても分からない仕組みになっています。金額を知りたい箇所があるなら、打ち合わせの場で個別に聞いてください。

2つ目は、キャンペーンが時期で変わることです。我が家が無償で受け取った572,000円分は、2025年1月時点のものにすぎません。

3つ目は、打ち合わせでオプションが増えることです。初回1,125,400円から最終2,585,825円へ、146万円ほど増えました。増えた分は自分たちで選んだオプションなのですが、最初の見積もりの金額で予算を固定してしまうと苦しくなります

なお、家の大きさを変えると、選び直していないオプションの金額も動きます。我が家は打ち合わせの中で延床がわずかに広くなったのですが、それに合わせてベタ基礎とさらぽか空調の金額も上がりました。面積で決まるオプションがあるということです。照明も、灯具を増やせばその分だけ増えます。

4つ目は、条件が違えば金額も変わることです。一条工務店の仕様や価格は、契約時期・地域・営業所によって変わる可能性があります。ここに書いたのは2025年8月に入居した我が家の場合であり、そのまま当てはまるものではありません。

なお、一条工務店には紹介制度があり、展示場に行ったことがない状態で契約すると「厳選アイテム」から1つ受け取れます。システムカップボードもその1つです。我が家のカップボードは住まいの体験会でついたもので制度は違うのですが、金額の規模は見積書の322,000円から見当がつくと思います。条件と申し込みの流れは一条工務店の紹介制度をまとめた記事に書きました。

よく言われる「いらなかったオプション」は、我が家でどうだったか

一条工務店のオプションを調べていると、「これは要らなかった」という記事をいくつも見かけました。我が家に当てはまったのか、ひとつずつ答えます。

よく言われること我が家では
床下収納はいらなかったそもそも採用していません
室内物干しは床暖房のせいで出番がない逆に足りません。もう1本欲しい
照明を増やしても結局使わない満足しています。雰囲気がまるで違う
使わないコンセントが無駄になる使っていない所はあるが後悔していません
高断熱なので西日で温室化するほぼありません。ただし鍋をすると熱がこもります
e-エントリー(電気錠)は殿堂入り採用せず。玄関はスマホで開けています

物干し竿は「足りない」|よく言われる話と逆です

いちばん結論が分かれたのがここでした。「全館床暖房だと室内干しがすぐ乾くので、物干し金物は要らなかった」という記事をいくつも見かけます。

我が家は反対です。ランドリールームに物干し竿を2本つけていますが、シーツを洗う日はどうしても足りません

同じ全館床暖房の家でも、洗濯の量と干し方で乾き方は変わります。乾きが早いのは事実ですが、大物を洗う日は干す場所を使い切ってしまうというのが我が家の実感です。

照明の205,125円

「標準の人感センサー足元灯が優秀なので、追加した照明を使っていない」という指摘もあります。

我が家はオリジナルLED照明パッケージに85,300円、それ以外の照明器具に119,825円、合わせて205,125円かけました。結論から言うと、満足しています。

しっかり使っていますし、何より部屋の雰囲気がまるで違います。間接照明を入れた場所は、明るさというより「その空間の見え方」が変わりました。金額だけを見れば安くありませんが、毎日使うものなので、我が家は納得しています。

照明は、テレビ壁の間接照明68,600円を別に採用しています。合わせて273,725円かかっていて、内訳は一条工務店の照明費用273,725円にまとめました。

コンセントは「なくて困る」より「使わず余る」ほうがいい

「子供部屋にテレビ用コンセントを付けたが使わなかった」という後悔もよく見かけます。我が家も電気工事の追加で40,500円かけていて、実際に使っていないコンセントもあります。

それでも後悔はしていません。理由ははっきりしていて、なくて困るより、付けて使わないほうがいいと考えているからです。

コンセントは後から増やすのが大変な部類です。壁を開ける工事になることもあり、費用も手間もかかります。使わないコンセントにかかる数千円と、後から足せない不便さを比べれば、前者のほうがずっと軽い。この判断は今も変わりません。

西日は気になりません

「高気密・高断熱だから、西日が入ると熱がこもって温室になる」という話もありますが、我が家では気になりません。

ただし、まったく熱がこもらないわけでもありません。家で鍋をすると、さすがに熱がこもるなと感じます。断熱性能が高いぶん、中で発生した熱も逃げにくいということだと思います。

とはいえ、そういう日はエアコンを回せば済む話です。実際に動かすのは1年で2〜3回ほどなので、困っているというほどではありません。

玄関はスマホで開けています

「e-エントリー(ボタン式の電気錠)は殿堂入り」という評価をよく見ます。我が家は採用していません。

断熱等級7の仕様にしたときに付いてきた超断熱玄関ドア「DANNJU(ダンジュ)」が、スマホのアプリで開閉できるタイプだったからです。鍵を取り出さずに開けられるという点では、e-エントリーと同じような便利さがあります。

位置情報を登録しておけば、扉に近づくだけで自動で鍵が開きます。

ただし、これは我が家が契約した2025年1月時点の仕様です。商品や契約時期によって仕様や扱いが変わる可能性があります。

採用して後悔したオプション

良かったものばかり紹介してきましたが、全部が成功したわけではありません。

たとえばハニカムシェードの電動化です。3箇所を電動にして30,000円でしたが、寝室の1箇所はほとんど開け閉めしていません。1箇所あたり約1万円なので、そのぶんは減らせたことになります。

収納についても考えが変わりました。主寝室のクローゼットは、1個分がまるまる余っています。作った当時は「収納は多いほうがいい」と思っていました。今なら、その分をLDKに回して家族が集まる場所を広げたいと考えます。

逆に「付けておけばよかった」と思うものもあります。それは、洗面所の物干し竿です。ランドリールームは広めに作って物干し竿も2本ついていますが、シーツを洗う日はどうしても物干し竿が足りません。物干し竿の本数をもう少し増やしておけばよかったというのが、住んでから感じたことです。

このあたりはいらなかったオプションと1年後の本音をまとめた記事で詳しく書いています。

まとめ|一条工務店のおすすめオプション

最後に要点を整理します。

  • 我が家が採用したオプションは30項目・2,585,825円で、建物工事費(税抜28,240,805円)の約9%でした。
  • 1年住んで満足度が高かったのは、壁下地補強2,500円/食洗機(無償)/タッチレス水栓100,800円/勾配天井330,000円/自在棚17,100円の5つです。
  • 金額の大きさと満足度は比例しません。1位は2,500円のオプションでした。
  • 単体で最も高い全館さらぽか空調517,000円も、採用してよかったオプションです。さらぽか空調のおかげでエアコンは1年で2〜3回しか使いませんでした。
  • クロスは合計で95,400円。玄関は白色のアクセントクロスでも標準とは別物になりました。
  • 断熱等級7・食洗機・カップボードの572,000円分がキャンペーンで無償になりました。ただし内容は時期で変わります。
  • 高い仕様は、別の項目で代替できることがあります。家電収納282,260円を自在棚17,100円に変えて、265,160円を浮かせました
  • 初回見積もりからオプションだけで146万円増えました。延床面積が変わると、選び直していないオプションの金額も動きます。

オプション選びで迷ったときは、「見た目が良くなるか」よりも「毎日の手間が減るか」で考えると、後から振り返って納得しやすいと感じています。我が家の1位が2,500円のオプションだったのは、たまたまではないと思っています。

オプション以外に何へいくらかかったのかは、25.5坪の平屋の建物工事費3,106万円の内訳をまとめた記事に書きました。建物工事費の5区分と、別途かかった外構2,590,000円まで実額で公開しています。

なお、この記事の金額はすべて2025年1月11日の見積もり時点のもので、2025年8月に入居した我が家の場合です。仕様も価格も契約時期・地域・営業所で変わりますので、実際の金額は営業担当にご確認ください。

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