一条工務店の停電|自動切替の蓄電池を実際に試した結果
一条工務店で太陽光と蓄電池を載せたものの、停電したときに本当に電気が使えるのか、何か操作が必要なのか分からないまま暮らしていませんか。私も入居してしばらくは、切替盤が何をするものなのか知りませんでした。
我が家の切替盤は自動タイプで、停電しても操作は不要でした。 ただし切り替わるまでの数秒間は、蓄電池があっても家中の電気が落ちます。
我が家は一条工務店のグランスマート平屋(25.5坪)で、2025年8月に入居しました。太陽光は13.475kW、蓄電池は7.04kWhです。実際に停電を経験したので、そのとき何が起きたのかを紹介します。
この記事を読むと、自分の家の切替盤が自動か手動か、停電の前に確認できるはずです。 そして停電が続いたときに何時間暮らせるのかを、カタログではなく実際の使用量から見積もれます。
我が家の条件です。静岡県(温暖な6地域)・平屋25.5坪・3人家族・オール電化・さらぽか空調・太陽光13.475kW・蓄電池7.04kWh。2025年8月入居で、記事の内容は2026年9月時点のものです。仕様や価格は契約時期・地域で変わります。
結論|一条工務店の停電は、自動切替なら操作せずに戻ります
我が家は停電しても何もしませんでした。正確に言うと、何もしなくても電気が復旧しました。
理由は切替盤の種類です。一条工務店の蓄電システムには切替盤があり、停電すると回路を自立運転側へ切り替えます。取扱説明書によると、自動切替器の場合は停電の約10秒後に自動で自立運転へ変わり、復電すると約300秒後に自動で連系運転へ戻ります。どちらも操作は要りません。
我が家でも、実際に同じことを経験しました。春の台風の夜、一瞬だけ電気が止まり、すぐに復旧しました。
ただ、それだけで「安心」とは言い切れない部分もあります。
- 切替盤には「自動」と「手動」の2種類があります。 手動の場合は、操作しないと、蓄電池に電気が残っていても切り替わりません。
- 自動でも一瞬は落ちる。 切替器が回路を切り替えるまでに数秒、パワーコンディショナが自立運転に入るまで約10秒という順番です。無停電電源装置ではありません。
私が経験したのは瞬間的な停電だけで、何時間も続く停電は経験していません。 長く続いた場合の話は、取扱説明書の仕様と我が家の1年分の実測から計算しお伝えします。

我が家が経験した停電
春に台風が近づいた夜のことです。テレビが消え、照明が消え、Wi-Fiも切れました。そしてすぐに元に戻りました。体感では本当に一瞬です。冷蔵庫が「停電しました」と知らせていたので、気のせいではなく停電だったと分かりました。
意外だったのは、蓄電池があるのに家中が一瞬停電したことです。蓄電池を載せた家なら、停電しても電気が消えないと何となく思っていました。実際は違いました。商用電源から蓄電池側へ切り替わるまでの間だけ、家の電気が止まります。
この体験で分かったのは、次の2点でした。
- 時計やルーターのように、一瞬でも電気が止まると再起動してしまう機器があります。パソコンで作業中なら、その数秒で電源が落ちます。
- 逆に、操作方法を知らなくても、電気は自動で切り替わりました。 深夜でも、寝ていても、暗い中で切替盤を探す必要はありません。
この夜に分かったのは、停電すると自動で蓄電池側に切り替わるということです。 ただ、一瞬で復旧したので、停電中も普通に暮らせたというほどの体験ではありませんでした。
まず、停電かブレーカーが落ちたのかを見分けます
電気が消えたとき、まず確かめたいのは原因です。停電なのか、自分の家のブレーカーが落ちただけなのか。原因が違えば、対応も変わります。
我が家が気づいたきっかけは、冷蔵庫の通知でした。夜だったので、ほかの方法は使っていません。確認する手段としては、次のようなものがあります。
- 冷蔵庫などの通知 — 停電を検知して知らせる家電があれば、これが一番早い。
- 外が暗いか — 近隣の家や街灯も消えていれば、その一帯の停電です。
- 太陽光モニタの表示 — 日中なら、発電と買電の状態が画面で分かります。
家の中の一部だけが消えている場合は、停電ではなくブレーカーの可能性が高くなります。分電盤を見て、下がっているブレーカーがないかを確認してください。電子レンジとドライヤーを同時に使った直後のような心当たりがあれば、なおさらです。
一条工務店の家は分電盤のほかに切替盤があるので、箱が2つあります。停電のときに触るのは切替盤のほうですが、手動タイプでなければ触る必要はありません。 どちらの箱がどちらなのかは、落ち着いているうちに一度見ておくことをおすすめします。
一条工務店の切替盤には自動と手動があります|我が家は自動でした
同じ一条工務店の家でも、停電時にやることが正反対になります。
取扱説明書には2つのパターンが書かれています。
| 停電したとき | 復電したとき | |
|---|---|---|
| 自動切替器 | 操作は不要。約10秒後に自立運転へ切り替わる | 操作は不要。約300秒後に連系運転へ戻る |
| 手動切替器 | 連系ブレーカを「OFF」→ 切替器のハンドルを下げる | ハンドルを上げる → 連系ブレーカを「ON」 |
手動の場合、この操作をしないと蓄電池の電気は家に流れません。 順序も決まっています。復旧方法を知らないまま停電すると、説明書を探しながら切替盤を操作することになります。
我が家の切替盤を見ると、左から連系ブレーカ、主幹開閉器、切替器が並んでいます。切替器の上には補助ハンドルが留めてあり、「停電時以外操作禁止!」という注意書きが貼られていました。実際の停電では、我が家は自動タイプなので、このハンドルを操作することなく電気が戻りました。
我が家では、自動切替は標準仕様でした。
ただし「一条工務店なら全棟で自動が標準」とは言えません。自動切替はオプション扱いだと書いている施主ブログもあり、契約時期や地域、商品で違う可能性があります。 だからこそ、次の方法で自分の家を確認してください。
- 蓄電システムの取扱説明書を見る。自動か手動かで章が分かれています。
- 切替盤の扉に貼られたラベルと、ハンドルの固定状態を見る。
- 引き渡し時の説明を担当者に確認する。

停電中に使えるのは、家中のコンセントで最大5.5kVAまで
蓄電池がある家とない家で、停電中にできることは大きく違います。
我が家のパワーコンディショナは、定格9.9kWのハイブリッド型です。停電時は自立運転に切り替わり、家中のコンセントが使えます。 専用のコンセント1口だけから電気を取る仕組みではありません。自立運転時の出力は5.5kVAで、200Vでは5.5kVA、100Vでは2.75kVAが2系統です。取扱説明書では、自立運転用の専用コンセントもあり、こちらは合計1,500Wまでとなっています。
一方、太陽光だけの家では、一条工務店の公式サイトによると、一般的な太陽光発電の自立運転は1口・1.5kVAまでで、しかも発電している間だけ使えます。夜に停電した場合は、太陽光から電気を取ることはできません。
公式サイトでは、冷蔵庫や照明などの組み合わせで約26時間使える例も紹介されています(2026年8月時点)。ただし、これは使用する機器や電力量を限定した場合の例です。何を動かすかで結果は変わるため、我が家の使用量でどれくらい使えるのかは、次の見出しで計算しています。
| 太陽光のみ | 太陽光+蓄電池(我が家) | |
|---|---|---|
| 使える場所 | 専用コンセント1口 | 家中のコンセント |
| 使える電力 | 1.5kVAまで | 5.5kVAまで |
| 使える時間帯 | 発電中のみ | 夜も使える |

蓄電池7.04kWhのうち、実際に使えるのは6.2kWhです
カタログの容量と、実際に取り出せる容量は同じではありません。
取扱説明書の仕様表には、我が家の蓄電池ユニット(型番 EOF-LB70-TK-HR)の仕様がこう書かれています。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 定格容量 | 7.04kWh |
| 初期実効容量 | 6.2kWh |
| 定格出力可能時間 | 65分 |
| 質量 | 130kg |
蓄電池の定格容量は7.04kWhですが、実際に使えるのは6.2kWhです。カタログにある7.04kWhを、すべて使えるわけではありません。
気になるのは「定格出力可能時間65分」のほうです。取扱説明書には「蓄電池のみで運転した場合」と書かれています。これは、蓄電池の電気を最大に近い出力で使い続けた場合の時間です。6.2kWhを自立運転時の出力5.5kVAで割ると約68分になり、65分という記載とほぼ一致します。
つまり、「7.04kWhあるのに、1時間しか使えない」という意味ではありません。 たくさんの電気を一度に使えば、使える時間は短くなり、使う電気が少なければ、そのぶん長く使えます。
実際の暮らしでは、家中の機器を最大出力で使い続けることはありません。では、我が家の使い方なら何時間使えるのか。ここからは実際の使用量をもとに計算します。

我が家の1年の実測で停電したら何時間使えるか計算しました
我が家が1年間に家で使った電気は6,520kWhでした。1日あたり約17.9kWhです(一条工務店の太陽光モニタ・2025年8月〜2026年7月)。
1日あたり17.9kWhを24時間で割ると、平均すると1時間あたり約0.74kW使っている計算になります。これをもとに、実効容量6.2kWhの蓄電池が何時間使えるのかを計算します。
| 条件 | 1日の使用量 | 平均の消費電力 | 6.2kWhで動く時間 |
|---|---|---|---|
| 最も多かった月(2026年1月・830kWh) | 26.8kWh | 約1.12kW | 約5時間半 |
| 年間平均 | 17.9kWh | 約0.74kW | 約8時間 |
| 最も少なかった月(2026年5月・368kWh) | 11.9kWh | 約0.50kW | 約12時間 |
同じ蓄電池でも、月によって倍以上の差がありました。床暖房を24時間動かしている1月は消費が大きく、持ち時間がいちばん短くなりました。
夏も見ておきます。床冷房を動かしていた2026年7月は595kWh、1日あたり19.2kWhでしたので、持ち時間は約7時間半です。5月が少ないのは、冷暖房をあまり使わない時期だからです。 7月のような夏場は、年間平均より少し多いくらいで見ておくと、実際の使い方に近くなります。
ただし、この試算には前提があります。
- 満充電(6.2kWh)の状態から停電した場合の目安です。夕方以降は蓄電池を使い始めているので、残量はこれより少なくなります。
- 同じ使い方を続けた場合の目安です。停電中に床暖房、床冷房を止めれば、持ち時間は大きく伸びます。
- 夜だけなら消費は平均より低くなります。 上の表の1日あたりの使用量には、昼間の消費も含まれています。
- 晴れていれば、翌朝また発電が始まります。 自立運転中も太陽光からの給電は続き、消費量を上回れば蓄電池に充電されます。そのため、蓄電池だけで何時間使えるかという計算だけで、停電時に使える時間が決まるわけではありません。
太陽光と蓄電池を両方設置した家の強みは、まさにここにあります。 我が家は1年間で16,635kWhを発電し、家で使う電気の約78%を自分の家で発電した電気でまかないました。月別の記録は平屋の電気代を1年分公開した記事にまとめています。

停電すると止まるもの|床暖房・さらぽか・エコキュート・IH
我が家はオール電化でガス契約がありません。つまり停電した瞬間は、すべて止まります。
我が家で実際に止まったのは、テレビ・冷蔵庫・Wi-Fi・照明でした。瞬間停電だったので、それ以外は止まったかどうか分かりませんでした。ただ、停電時にはほかにも止まるものがあります。
- 床暖房・床冷房(さらぽか空調) — 冬も夏も24時間運転しているので、止まると体感が変わります。
- ロスガード90 — 我が家はさらぽか仕様で、換気と除湿・加湿を1台のデシカント式ユニット(長府製作所 DKI-181)が担っています。定格消費電力は換気90W・除湿490W・保湿270Wです。
- IHクッキングヒーター — 調理ができません。カセットコンロがなければ火が使えないことになります。
- エコキュートの沸き上げ — お湯を新しく作れません。
- 照明・コンセント — 自立運転に切り替わるまでは使えません。
エコキュートのタンクに貯まっているお湯は、停電しても使えます。ただし断水していないことが前提です。停電すると沸き上げは止まりますが、タンクのお湯までなくなるわけではありません。
そして自立運転中は、上記の設備も使えます。ただし、床暖房を動かすと消費電力が増えるため、蓄電池の持ち時間は一気に短くなります。停電が長引きそうなら、冷蔵庫・照明・通信機器など、何を優先するか決めておいたほうがいいです。我が家の設備でどれくらい電気を使うかは、さらぽか空調の実測電気代の記事にまとめています。

電動ハニカムシェードとタッチレス水栓は停電したらどうなるか
我が家は電動ハニカムシェードとタッチレス水栓を採用しています。どちらも電気で動くので、停電すると気になる設備です。調べてみると、2つは正反対でした。
我が家の電動ハニカムシェードは、手動では上げ下げできません。 見積書では「トリプルハニカムシェード変更(電動式へ変更)」という項目で、1か所10,000円のオプションでした。
電動なので、動かすには電気が必要です。我が家は停電すると蓄電池側へ自動で切り替わるため、その後も電動のまま操作できます。
逆に、蓄電池がなければ、電気が復旧するまでハニカムシェードは動かせません。窓の断熱を担う設備なので、上げたまま、あるいは下げたままになることは、夏や冬には気になるところです。 ハニカムシェードの3種類や、電動をどこに採用したかは、カーテンを付けずに1年暮らした記録にまとめました。
タッチレス水栓でも、停電時に水を出すことはできます。
我が家のキッチン水栓はLIXILのナビッシュ(JF-NAH461SY・ハンズフリータイプの浄水器ビルトイン形/見積書の項目は「オリジナルシステムキッチン水栓変更」で100,800円)です。コンセントから電源を取る100Vの製品なので、電池式ではありません。
そのため停電すると、センサーは反応しなくなります。 ただし、手動で操作すれば水を出せます。
LIXILのWEB取扱説明書にも、その方法が記載されています。
●停電だが水を出したい
メインバルブの手動弁を開けることで、センサーに関係なくレバーハンドルのみで吐水・止水できます
出典: LIXIL WEB取扱説明書「キッチン用タッチレス水栓ナビッシュ|こんなときは」(2026年9月13日 確認)。「停電及びセンサー故障時の応急処置」という項目も用意されています。
ただし我が家の停電は瞬間的だったので、この手動弁は実際には使っていません。 機種によって手順が違うので、ご自宅の取扱説明書で確認してください。

電気で動く設備が増えるほど、停電したときに使えなくなるものも増えます。採用するときに、電気が止まったらどうなるかを一度考えておくと、住んでから「思っていたのと違う」と感じることも減ると思います。
自立運転中に気をつけたい機器があります
自立運転は、普段どおりに何でも使える状態ではありません。取扱説明書にも、いくつか注意点があります。
まず、使っている電気が自立運転の出力を上回ると、自動的に停止します。 日射が変化して太陽光の出力が不安定になった場合も同じです。
蓄電池の残量がなくなり、太陽光も発電していなければ、家の電気は止まります。その後、太陽光が発電を始めたり、消費電力を下げたりすると、自動で再開することがあります。
取扱説明書では、特に次のような機器に注意が必要とされています。
- モーターで動く機器:冷蔵庫、洗濯機、洗濯乾燥機
- 起動時に大きな電力が必要な機器:大型の空調機、ポンプなど
- アースが必要な機器:電子レンジ、温水便座
- 特定の電流波形が必要な機器:一部のドライヤー
冷蔵庫が「注意が必要な機器」に入っているのは意外でした。停電中にいちばん動かしたい家電だからです。もっとも、冷蔵庫が必ず使えないという意味ではありません。 起動時に大きな電流が流れる機器は、自立運転を停止させることがある、という注意です。
ここまでは我が家の体験ではなく、取扱説明書に書かれている内容です。実際にどの機器が止まるかは、我が家では確かめられていません。
台風に備える「蓄電モード」|我が家はまだ使っていません
停電に備える設定があります。蓄電モードです。
通常の運転モードでは、発電した電気を家で使い、余った電気を売電しながら蓄電池を充電します。
一方の蓄電モードは、蓄電池を満充電にして、停電に備える設定です。 取扱説明書でも、計画停電などの非常用電源として使う場合は蓄電モードを推奨しており、停電が予想されるときは、あらかじめ蓄電モードに変更するよう案内されています。
台風が近づいているときに切り替えておけば、停電したときに蓄電池を満充電に近い状態で保てます。 夕方に停電すると、普段の運転では蓄電池の電気を使い始めている時間帯なので、残量に差が出ます。
ただし我が家はこのモードを使ったことがありません。 経験した停電が瞬間的で、備える暇もなく終わったからです。次に台風が近づいたときは試してみようと思っています。
復電したあとにもう1つ、公式の災害時ガイドが案内していることがあります。オリジナル太陽光モニタリングシステムを使っている場合、停電から復旧したあとに接続の再設定が必要になるという内容です。我が家は発電データが欠けていなかったので、再設定は不要でした。短い停電だったからだと思います。長い停電のあとは、モニタの表示を確認してみてください。
蓄電池の保証は15年|ただし容量の保証は「定格の60%未満」まで
我が家の書面では、保証はこうなっていました。
| 対象 | 保証期間 | 出典 |
|---|---|---|
| 太陽光パネル | 10年 | 一条工務店「主な商品の保証期間」 |
| 蓄電システム(ハイブリッドパワコン・蓄電ユニット) | 15年 | 蓄電システム保証書(開始2025年8月1日) |
注意したいのは、容量の保証です。容量が「定格の60%未満」まで低下した場合が対象で、8割に減った状態では対象になりません。7.04kWhの6割は約4.2kWhです。「15年保証だから15年間同じ容量」と考えると、期待外れになるかもしれません。
保証できない事項に天災が含まれている点も、台風や地震などによる停電を考えると気になるところです。
取扱説明書には、地震・噴火・風水害・落雷・塩害による故障は保証の対象外と書かれています。つまり、台風や雷で停電した際に機器が壊れても、保証で修理できない可能性があります。回収や処分にかかる費用も自己負担です。
交換費用については、我が家は交換していないので金額は分かりません。 太陽光と蓄電池の費用と回収の試算は、太陽光+蓄電池は元が取れるかを検証した記事にまとめています。
なお保証の内容は契約時期によって変わります。ここに書いたのは2025年8月に引き渡しを受けた我が家の書面の内容ですので、ご自身の保証書で確認してください。
我が家が停電に備えてやっていないこと
我が家はポータブル電源もカセットコンロも持っていません。
これまで経験した停電はすぐに復旧し、蓄電池があるので夜でも電気を使えます。そのため、ポータブル電源やカセットコンロを買い足す必要はありません。
ただし、これは「備えなくていい」という話ではありません。我が家が経験していないのは、長時間の停電です。 数日にわたる停電では、次のような場面があります。
- 蓄電池の残量がなくなって、夜間に電気が使えない。
- 曇りや雨が続いて、日中の発電が期待できない。
- IHが使えず、お湯も沸かせない。
備えの判断は、住んでいる地域の停電の起きやすさや、家族構成で変わります。我が家の判断をそのまま真似するのではなく、自分の家の条件で考えてみてください。 家づくり全体の費用を見直したい方は、建物総額31,064,885円の全内訳も参考になるはずです。
まとめ|一条工務店で停電に備えるなら、まず切替盤を確認する
- 我が家の切替盤は自動タイプで、停電しても操作は不要だった。 停電から約10秒で自立運転、復電から約300秒で連系運転に戻る。
- 自動でも一瞬は止まる。 無停電電源装置ではないので、切り替わるまでの数秒は家中の電気が止まる。
- 切替盤には自動と手動があり、手動なら操作が必要。 停電が起きる前に自分の家がどちらか確認しておく。
- 我が家は自動切替をオプションとして払っていない(見積書の30項目に記載なし)。ただし契約時期・地域で違う可能性がある。
- 停電中は家中のコンセントで最大5.5kVAまで使える。 太陽光だけの家は専用コンセント1口・1.5kVA・発電中のみ。
- 蓄電池7.04kWhの実効容量は6.2kWh、定格出力なら65分。 我が家の実測では、最も消費が多かった1月で約5時間半、年間平均で約8時間。
- オール電化なので床暖房・さらぽか・ロスガード・IHは止まる。 エコキュートのタンクのお湯は取り出せる。
- 電動ハニカムシェードは電気がないと動かない。 タッチレス水栓は手動弁で使える。
- 保証は太陽光パネル10年・蓄電システム15年。容量保証は定格の60%未満まで低下した場合のみで、天災による故障は対象外。
停電の備えで最初にやることは、機器を買い足すことではないと思います。自分の家の切替盤が自動か手動かを知っておくことです。 それだけで、停電した夜にやるべきことが減ります。
