【一条工務店ハニカムシェード】カーテンを付けずに1年暮らした本音
一条工務店で家を建てるとき、ハニカムシェードがあればカーテンは必要ないのか、迷う方も多いのではないでしょうか。両方そろえると費用もかかるため、ハニカムシェードだけで十分なら、カーテン代を節約できます。

ハニカムシェードがあっても、カーテンは付けたほうがいいのかな?

我が家はカーテンを付けなくても、ハニカムシェードだけで不便なく暮らせているよ。
我が家はカーテンなしで暮らしていますが、夜に外からの視線が気になったことはありません。カーテンレール用の下地も不要になり、費用を抑えられました。
- ハニカムシェードだけでカーテンなしの生活ができるか
- 断熱・レース・遮熱の3タイプの違いと使い分け
- 電動にした3箇所の費用と、1年間使った感想
実際の暮らしや費用を参考に、カーテンを付けるかどうか、どの窓を電動にするか考えてみてください。
一条工務店のハニカムシェードがあればカーテンは不要
我が家は、ハニカムシェードだけでカーテンを付けずに暮らしています。
カーテンを付けない3つの理由
我が家がカーテンを付けなかった理由は3つあります。
- ハニカムシェードが全窓に標準で付いている:グランスマートでは、窓の数だけハニカムシェードが設置されています。
- 夜でも外からの視線が気にならない:入居から1年、カーテンが必要だと感じたことはありません。
- カーテンレール用の下地が不要になる:カーテンを購入する必要もなく、初期費用を抑えられました。
カーテンなしで暮らせる家・カーテンが必要な家
我が家の経験をもとに、カーテンなしで暮らせる家と、カーテンが必要な家をまとめました。
◯ 窓が少ない
◯ 道路に面した部屋が少ない
◯ カーテンを洗う手間を減らしたい
✗ 窓が多い
✗ 道路に面した部屋が多い
✗ 寝室を真っ暗にしたい
カーテンを付けるには、カーテンレール用の下地を入れる必要があります。カーテンを付けるかどうかは、早めに決めておきましょう。
一条工務店のハニカムシェードの効果と種類
一条工務店のハニカムシェードは、断面が蜂の巣状になった、窓の内側に付けるシェードです。
3層の空気で断熱する仕組み

一条工務店の公式サイトによると、一般的な住まいでは、夏に室内へ入る熱の73%、冬に室外へ逃げる熱の58%は窓からです。住まいの断熱性能を高めるには、窓からの熱の出入りを抑えることが大切になります。
ハニカムシェードは、生地の中にある3層の空気によって、窓からの冷たい空気が室内に伝わるのを抑える仕組みです。
一条工務店の公式サイトでは、自社の窓と組み合わせた場合のU値を0.6W/㎡・Kと紹介しています(開き窓の場合)。U値は熱の伝わりやすさを表す数値で、小さいほど断熱性能が高くなります。

断熱・レース・遮熱の3タイプの違い
一条工務店のハニカムシェードには、断熱タイプ・レースタイプ・遮熱タイプの3種類があります。いずれも仕様書の「窓まわり」に記載されています。
| タイプ | 仕様書での扱い | 我が家 |
|---|---|---|
| 断熱タイプ | 追加費用の記載なし | LDK 2箇所 |
| レースタイプ | オプション 6,600円〜60,940円(幅で表記) | 採用なし |
| 遮熱タイプ | さらぽか採用時について記載あり(下記) | 主寝室1箇所・子ども部屋2箇所 |
注意したいのは、遮熱タイプの費用です。仕様書には、次のように記載されています。
全館さらぽか空調を採用される場合は、遮熱タイプが全方位サービスとなります
つまり、さらぽかを採用すると、遮熱タイプを追加料金なしで選べます。我が家もさらぽかを採用しているため、費用はかかりませんでした。
断熱タイプと遮熱タイプの使い分け
我が家では、部屋の使い方に合わせてタイプを選びました。日中の明るさを確保したいLDKには断熱タイプ、暗くして眠りたい主寝室と子ども部屋には遮熱タイプを採用しています。
意外だったのは、夏の暑さの感じ方に違いがなかったことです。断熱タイプを使うLDKと、遮熱タイプを使う主寝室で、体感できるほどの差はありませんでした。


ハニカムシェード|電動と手動の使い分け
我が家のハニカムシェードは全部で5箇所です。LDKと主寝室の3箇所を電動、子ども部屋の2箇所を手動にしました。
窓を4箇所減らした理由と、電動・手動を使い分けた基準を紹介します。
窓を4箇所減らした理由
我が家の窓は5箇所で、玄関ドアを含めても開口部は6箇所です。
間取りを決める際、当初の計画から窓を4箇所減らしました。なくても不便はないと考えたためです。窓が少ない分、掃除する場所も減り、ハニカムシェードの枚数も少なくなりました。
詳しくは、平屋25.5坪のメリットで紹介しています。
電動にした窓と選んだ基準
ハニカムシェードは、LDKと主寝室の3箇所を電動、子ども部屋の2箇所を手動(紐式)にしました。
| 場所 | 窓の数 | 操作 | 選んだ理由 |
|---|---|---|---|
| LDK | 2箇所 | 電動 | 大きな窓があり、毎日使う予定だった |
| 主寝室 | 1箇所 | 電動 | 毎日使う予定だった |
| 子ども部屋 | 2箇所 | 手動(紐式) | 操作する回数が少ない |
電動にするか手動にするかは、窓の大きさと使う頻度を基準に選びました。
また、高い位置に窓を設ける場合も電動がおすすめです。手動式は操作用の紐が長く垂れ下がるため、見た目が気になることがあります。
窓の大きさや使う頻度だけでなく、取り付ける位置も考慮して選ぶとよいと思います。



カーテンがないと、夜に外から部屋の中が見えないか心配だな。

1年住んでいるけど、外から見えて困ったことはないよ。
夜に外からどのくらい見えるのも紹介するね。
夜は外から室内が見える?ハニカムシェードの目隠し効果
断熱タイプと遮熱タイプの両方を使っているので、目隠し効果や遮熱タイプの遮光性について、1年間使った感想を紹介します。
夜もハニカムシェードで目隠しできる
断熱タイプも遮熱タイプも、入居から1年間、夜に外から室内が見えたことはありません。照明をつけていても、シェードを下ろしていれば外からの視線は気になりませんでした。
なお、我が家ではレースタイプを使っていないため、レースタイプの目隠し効果は分かりません。
遮熱タイプでも完全遮光にはならない
一方、遮熱タイプでも完全に光を遮れるわけではありません。仕様書にも、次のような注意書きがありました。
遮熱タイプは他のタイプと同様、窓枠との間から多少の光が差し込みます(完全遮光にはなりません)
実際、窓枠との隙間から光は入ります。ただ、主寝室では日中にシェードを下ろすと、光が気にならないくらい暗くなります。「完全遮光ではない」という説明から想像していたよりも、十分に暗く感じました。

カーテンを付けた場合の相場
我が家はカーテン本体もカーテンレールも購入せず、レール用の下地も設けませんでした。そのため、カーテンに費用はかかっていません。
参考として、カーテン専門店が紹介している新築住宅の費用目安を紹介します。
- ハウスメーカーや工務店に依頼する場合:30万〜50万円(ジャストカーテン・パーフェクトスペース)
- 自分で選んで取り付ける場合:窓10箇所で約10万円(カーテンズ)
いずれも4LDK・窓10箇所程度の住宅を想定した金額です。

カーテンって意外とお金がかかるんだね。


電動ハニカムシェードの価格と採用して分かったこと
我が家で採用した電動ハニカムシェードの費用と、1年間使って感じた便利さや気になった点を紹介します。
電動への変更は1箇所10,000円
電動への変更費用は、1箇所あたり10,000円でした(我が家の見積書・税抜)。3箇所で合計30,000円です。
ハニカムシェードを開ける頻度は少なかった
打ち合わせでは、毎日上げ下げするつもりでLDKと主寝室を電動にしました。しかし、実際には毎日開けるわけではありません。むしろ、下ろしたまま過ごす日のほうが多く、LDKも主寝室もハニカムシェードはほとんど下ろしたままです。
| 場所 | 我が家の評価 |
|---|---|
| LDK・大きい窓 1箇所(電動) | ◯ ここだけは電動でよかった。手動だと重い |
| LDK・もう1箇所(電動) | △ そこまで大きくないので、手動でもよかった |
| 主寝室 1箇所(電動) | △ ほとんど上げないので、手動でよかった |
| 子ども部屋 2箇所(手動) | ◯ 不便を感じない |
使ってみて感じたのは、電動の便利さは窓の大きさによって変わることです。大きな窓は手動だと紐が重く、上げ下げに力が要ります。一方、小さめの窓なら手動でも不便はありませんでした。
選び直せるなら電動にする窓を絞りたい
今から選び直すなら、電動にするのはLDKの大きな窓1箇所だけです。残り2箇所を手動にすれば、20,000円節約できました。
ほかにも、採用しなくてもよかったと感じているオプションがあります。詳しくは採用して後悔したオプションで紹介しています。


一条工務店ハニカムシェードの不満と後悔
1年住んで、不満に感じたことが2つ、後悔したことが1つありました。
不満①:長女がめくって痕が残る
住んでみて分かった不満は、長女がハニカムシェードをめくって、窓との間に入り込んでしまうことです。
ハニカムシェードは断面が蜂の巣状になっており、窓側と部屋側に空間があります。長女がその隙間に入り込むと、生地に押されたような痕が残ってしまいます。
一度ついた痕は、時間が経っても元に戻りません。ただ、離れて見ると分からず、近づいてよく見ると気づく程度です。破れてはいないため、今のところ交換はしていません。
不満②:上のほうにほこりがたまる
蜂の巣状の構造なので、上部にはほこりがたまりやすいです。我が家では、気づいたときに軽く払う程度で済んでいます。カーテンのように洗う必要がないので、手入れは簡単です。

生地に痕が残るのは残念だね。

小さい子どもがいる家庭では、めくられないように気をつけたほうがよさそうだね。
後悔①:LDKをツイン電動式ハニカムシェードにしなかった

1年住んでみて、いちばん後悔しているのが、LDKにツイン電動式ハニカムシェードを採用しなかったことです。
ツイン電動式は、断熱タイプまたは遮熱タイプにレースタイプを組み合わせた、2重構造のハニカムシェードを指します。仕様書には、次の価格が記載されています。
| 組み合わせ | 価格 |
|---|---|
| 断熱+レース | 11,000円+レース追加金額 |
| 遮熱+レース | 11,000円+遮熱変更金額+レース追加金額 |
打ち合わせでは、LDKにツイン電動式ハニカムシェードを採用する案も出ていましたが、最終的には見送りました。
ところが、実際に住み始めると、壁掛けテレビのすぐ横にある窓から光が入り、画面に反射して見づらくなることがあります。この悩みは、平屋に1年住んだ後悔でも紹介しています。
ツイン電動式なら、レースタイプに切り替えることで、光を取り入れながら日差しや視線を調整できます。実際に使ったことはありませんが、LDKだけでも採用しておけば、テレビの映り込みを軽減できたかもしれません。



窓の位置でテレビの見やすさも変わるんだね。
光の反射も考えて間取りを決めたほうがよさそう。

家づくりは考えることが多くて大変だけど、納得のいく家にするために頑張ろうね。
ハニカムシェードの結露や電動トラブル
実際に使って分かった窓の状態や、電動の動作音について紹介します。
結露はしなかった
窓とハニカムシェードの間は空気がこもるため、結露を心配する声も見かけます。我が家では、1年間使っても窓やハニカムシェードの内側が濡れることはありませんでした。
ただし、一条工務店で建てた友人からは、寒い地域では窓の下側に少し結露が発生すると聞いています。我が家は温暖な6地域(国の省エネ基準の地域区分)なので、寒冷地では同じ結果にならない可能性があります。
誤作動はなく動作音も気にならない
電動ハニカムシェードが勝手に動き出すという話も見かけますが、我が家では1年間使って誤作動はありませんでした。
動作音も気になりません。朝、主寝室で操作しても、音で目が覚めることはありませんでした。
リモコン操作とアレクサ連携
電動ハニカムシェードの上げ下げは、リモコンで操作する仕組みです。登録方法や、アレクサなどのスマートスピーカーとの連携について紹介します。
リモコンの割り当ては打ち合わせで決める
我が家にはリモコンが2台あります。部屋ごとに分けて登録しましたが、1台に複数の窓を登録して、まとめて操作することも可能です。
どの窓を同じリモコンに割り当てるかは、打ち合わせで決めます。複数の窓を一緒に動かしたい場合は、事前に伝えておくとスムーズです。
アレクサとの連携には対応機器が必要
我が家では、アレクサなどのスマートスピーカーと連携していません。
調べてみると、一条工務店の電動ハニカムシェードは電波式のリモコンで操作します。そのため、一般的な赤外線式のスマートリモコンでは、そのまま操作できないようです(なかさんのスマートホーム化の記録ほか)。
連携するには、電波式に対応した機器を使うか、リモコン側を改造する必要があります。
電動ハニカムシェードは停電すると動かない?
電動ハニカムシェードは手動で上げ下げできないため、停電するとその位置で止まります。夏や冬に窓を開け閉めできなくなると、断熱面でも気になるところです。
我が家には蓄電池があるため、停電すると自動で自立運転(停電中に太陽光と蓄電池の電気を家で使う運転)に切り替わります。ただし、切り替わるまでの約10秒間は家中の電気が止まり、電動ハニカムシェードも操作できません。
切り替わったあとは操作できると考えていますが、我が家で経験した停電は一瞬だったため、停電中に動かしたことはありません。停電時の対応は、一条工務店の家で停電したときの対応で紹介しています。
蓄電池がなければ、電気が復旧するまで操作できません。採用する窓や数を決めるときは、停電時のことも考えておくとよいと思います。
まとめ|ハニカムシェードでカーテン代を節約
我が家では、ハニカムシェードだけでカーテンは要りませんでした。
- カーテン代:0円(カーテンレールも下地もなし)
- 電動:3箇所×10,000円=30,000円(税抜)
- 窓:5箇所(電動3・手動2)
カーテンなしで暮らせるかは、窓の数や道路との位置関係によって変わります。窓が多い家や道路に面した部屋が多い家では、カーテンが必要になるかもしれません。
電動は大きな窓だけで十分でした。選び直せるなら1箇所だけにして、20,000円節約します。
ほかのオプションについては、一条工務店のおすすめオプション5選にまとめています。採用した30項目の価格も載せているので、参考にしてください。

カーテンを付けるなら、レール用の下地も必要なんだね。

そうなんだ。
後から追加するのは大変だから、カーテンが必要かどうかは設計の段階で決めておくといいよ。
ハニカムシェードだけで暮らせるか、間取りを決める段階で考えておけば、カーテン代やレール用の下地を節約できます。


