一条工務店の仮契約|100万円は返ってくる?契約書と1年の流れ
100万円を払う仮契約の話が出てきて、迷っていませんか。「やめたくなったら、このお金はどうなるのか」「土地が見つからなかった場合はどうなるのか」。100万円という金額だけに、不安を感じる方もいると思います。

仮契約で100万円って、やめたら返金されるの?

我が家の契約書には、かかった費用を差し引いた残りを返すと書かれていたよ。全額返ってくるとは書かれていなかったんだ。

払った100万円って、何に使われるの?

契約書では、本契約のときに契約金へ振り替わると決められていたよ。
つまり、本契約で支払う契約金から、先に払った100万円が差し引かれるんだ。
我が家が仮契約をしたのは、2024年7月28日。土地が決まる前でした。土地が決まったのは同年9月で、入居は2025年8月です。
仮契約の際に支払った100万円は、契約書に本契約と同時に契約金へ振り替えると定められていました。
私は一条工務店のグランスマートで平屋を建て、2025年8月から住んでいます。手元には仮契約書と工事着手御承諾書、それに入金の全明細が残っているので、この記事の日付と金額はすべて書類のとおりです。
- 仮契約金100万円の扱いと、解除したときの返金の条件
- 仮契約から引き渡しまでの流れ(約1年1ヶ月)
- 預り金80万円のうち、いくら返金されたか
契約前に確認すべきことを知っておけば、100万円を払うかどうか、落ち着いて判断できます。
結論|一条工務店の仮契約金100万円は契約金になる
仮契約で払った100万円は、本契約のときに契約金へ振り替わります。仮契約を解除したときに返金されるのは、かかった費用を差し引いた残額です。
契約を先に済ませ、土地はその後で探しました。
仮契約をしたのは2024年7月28日で、支払ったのは100万円です。土地が決まったのは2024年9月なので、契約から1〜2ヶ月後になります。入居したのは2025年8月でした。仮契約から数えると約1年1ヶ月です。
土地が決まっていない段階で契約するので、順番が逆に感じるかもしれません。それでも、我が家の場合は、仮契約をして困ったことはありませんでした。
我が家の契約から入居・返金までの流れ
| 日付 | できごと |
|---|---|
| 2024年7月28日 | 仮契約(1,000,000円を支払い) |
| 2024年8月30日 | 初回の見積もり |
| 2024年9月 | 土地が決まる |
| 2024年10月12日〜12月13日 | 設計の打ち合わせ 全5回 |
| 2025年1月11日 | 工事着手承諾・最終の見積もり |
| 2025年3月9日 | 地鎮祭 |
| 2025年3月中旬 | 基礎工事着工 |
| 2025年5月中旬 | 上棟 |
| 2025年8月4日 | 竣工 |
| 2025年8月 | 引き渡し・入居 |
| 2025年9月16日 | 預り金の精算・160,887円が返金 |


契約は2段階|仮契約と本契約の違いを契約書で確認
仮契約は、正式には「建築工事請負仮契約」といいます。名前のとおり、工事の契約そのものではありません。本契約に進むまでの間の約束事を決めた契約です。
契約書に書いてあるのは、大きく分けて次の4つでした。
- 工期の予定(基礎着工と完工の見込み)。
- 工事代金をいつ、どの順番で支払うか。
- どういうときに仮契約を解除できるか。
- 解除されたとき、支払ったお金がどう扱われるか。
間取りも仕様も、この時点では何も決まっていません。我が家の場合、初回の見積もりが出たのは仮契約の約1ヶ月後でした。
金額と仕様が確定したのは「工事着手承諾」でした
仮契約の後には工事着手承諾という節目があります。ここで金額と仕様が確定し、資材の発注や各種申請が始まります。
我が家の御承諾日は2025年1月11日でした。仮契約から約5ヶ月半です。
一方で、工事着手承諾の書類には、この後に変更すると追加費用がかかったり、工事が遅れたりする可能性があると書かれていました。すでに発注した材料の変更や、工事の予定を組み直す必要があるためです。
つまり、仕様を変更するなら、工事着手承諾までに決めておく必要があります。家づくりで迷っていることがあるなら、早めに担当者へ相談しておくと、追加費用や工事の遅れを防ぎやすくなります。
仮契約金は、無駄になるお金ではありません
最初に気になったのが、払った100万円の行方です。契約書にはこう書かれていました。
仮契約金は、本契約の締結と同時に契約金へ振り替える。
つまり、仮契約金100万円と契約金100万円を別々に払うのではありません。先に払った100万円が、そのまま契約金になります。さらにその契約金は、後の着手金の一部にも振り替えられていきます。
100万円を追加で支払うというより、支払い全体の頭金を先に入れていると考えると分かりやすいです。
最初に払った仮契約の100万円は、いつ何に使われるのか
支払いの順番を、契約書に書かれている順に並べます。
| 名称 | 金額 | 支払う時期 |
|---|---|---|
| 仮契約金 | 1,000,000円 | 仮契約のとき |
| 契約金 | 1,000,000円 | 本契約のとき(仮契約金から振替) |
| 預り金 | 800,000円 | 本契約のとき ※我が家の入金は2025年3月10日 |
| 着手金 | 総合計の3分の1以上 | 上棟の75日前まで(契約金を一部振替) |
| 上棟金 | 総合計の3分の1以上 | 構造建方完了時(上棟時)まで |
| 最終金 | 残金の全額 | 引き渡しまで |
着手金と上棟金は、金額ではなく割合で決まります。書き方は書類によって少し違います。仮契約書では「工事請負代金の3分の1及び消費税相当額」、工事着手御承諾書では「総合計の3分の1以上」となっていました。実額は建てる家の規模で変わります。割合で見たほうが自分の家に置き換えやすいと思います。
現金の受け取りはありません
代金はすべて振込で支払いました。承諾書には「小切手及び現金の受け取りは一切行いません」と明記されています。
振込手数料は一条工務店の負担で、入金期日の前日午前中までに振り込む決まりでした。
振込用紙の受領書が領収書の代わりになり、確定申告のときに必要になるとも書かれています。捨てないよう気をつけてください。
仮契約を解除したら100万円は返ってくる?返金の条件
仮契約でいちばん気になるのは、100万円を払った後に仮契約を解除した場合、100万円がどうなるのかという点だと思います。
我が家の仮契約書の第8条には、次のような内容が書かれていました。ここでは、条文をそのまま引用するのではなく、要点をまとめて紹介します。
仮契約の締結後1年以内に本契約が締結されなかったとき、または前条により仮契約が解除されたとき。その場合は、「仮契約金からそれまでにかかった費用を差し引いた残額」を無利息にて返還する。
読んでいただくと分かるとおり、「100万円が全額返金される」とは書かれていません。返金されるのは、かかった費用を差し引いた残額です。
私は担当の方から「期間を過ぎたら仮契約は破棄され、お金は返ってくる」と説明を受けました。ただし、契約書には費用を差し引いて返還すると書かれていました。
差し引かれる可能性があるものとして考えておくほうが安全だと思います。ここは、契約する前にご自身の契約書で必ず確認してください。
契約書では「かかった費用」の内訳は分かりませんでした
我が家の仮契約書には、解約時に差し引かれる費用の具体的な内容までは書かれていませんでした。そこで、他の施主さんのブログを調べてみると、実際に解約した方の事例が2つ見つかりました。
- 本契約の前に解約し、差し引かれたのは印紙代だけだった(2017年公開の施主ブログ)。
- 100万円が満額返金された(2022年の施主ブログ)。
一方で、打ち合わせや申請が進んでから解約すると、設計や申請にかかった費用が差し引かれるという説明もあります。ただし、金額の根拠までは書かれていませんでした。
契約前に「解約したら、何がいくら差し引かれるのか」を担当の方に確認しておくと、100万円を払うかどうか判断しやすくなります。
仮契約を解除できるケース
第7条には、解除できる場合が具体的に記載されていました。主なものを挙げます。
- 公的住宅融資や住宅ローンの融資が不可能になるなど、注文者にやむを得ない事情が発生したとき。
- 注文者または請負者に、保全処分、強制執行、破産や再生手続きの開始、競売の申立てなどがあったとき。
- 注文者またはその配偶者が暴力団関係者であることが判明したとき。
- 注文者と請負者の間で、建築工事請負契約に向けた協議が整わないと判断されたとき。
最初に挙げられているのは、住宅ローンの審査に通らなかった場合です。ただし、どのような場合でも解除できるわけではないため、契約書に書かれた条件を確認しておく必要があります。
仮契約には1年という期限があります
第8条の「1年以内」は、仮契約から本契約までの期間と読めます。土地が決まってから本契約に進む流れなので、実質的には土地探しに使える時間です。土地が決まらないまま1年を過ぎる場合は、仮契約をそのまま続けられるとは限りません。
我が家は、この期限の半分ほどで工事着手承諾まで進んでいます。土地が決まったのが仮契約の1〜2ヶ月後だったので、結果的にはかなり余裕がありました。
一方で、土地探しが長引くことも考えられますが、仮契約には1年という期限があります。
契約前に期限を把握しておけば、土地探しにどれくらい時間をかけられるのか、予定を立てやすくなります。


価格が固定されると説明を受けた|見積もり2枚で確認
仮契約をする理由として説明を受けたのが、仮契約をした時点の価格で固定されるという点でした。坪単価だけでなく、オプションの価格も固定されると聞いています。
先にお断りしておくと、この件について書面はもらっていません。私が受けた口頭の説明であって、制度としてこうだと言い切れるものではありません。
見積もり2枚を並べて確かめました
説明が実際どうだったのかは、手元の見積もりで確かめられました。我が家には初回の見積もり(2024年8月30日)と最終の見積もり(2025年1月11日)が残っています。約4ヶ月半、間があいています。
| 初回(2024年8月) | 最終(2025年1月) | |
|---|---|---|
| 建物本体の㎡単価 | 244,521円 | 243,210円 |
単価は上がっていませんでした。むしろ、わずかに下がっています。
建物本体の金額そのものは494,596円増えていました。増えた理由は単価ではなく、施工面積が2.48㎡広がったからです。打ち合わせの途中で単価が上がることはありませんでした。
金額が一番大きい設備である太陽光と蓄電池のパッケージ2,485,000円も、初回から最終まで1円も動いていません。
この点は一条工務店のデメリット10選でも触れています。契約の時点で価格を止められるのは、打ち合わせが長引きそうな方ほど恩恵が大きい仕組みだと感じました。
一条工務店の仮契約は展示場でしました
仮契約をした場所は展示場です。話を聞いたその日に書類が出てきました。
ただ、その場で決める必要はありませんでした。「別に後日でも、考えてからでいい」と言われました。100万円が動く話なので身構えていましたが、急かされた記憶はありません。一度持ち帰って、考えてから決めることができました。
展示場に行く前に、やっておけばよかったことがあります
一条工務店には紹介制度があります。すでに建てた人から紹介してもらうと、4つの厳選アイテムから1つを受け取れる仕組みです。アイテムは、システムカップボード・AVリビングボード・スピーカーセット・シャワールームの4つです。
これらをオプションとして採用する予定があるなら、紹介制度を利用することで、費用を抑えられる可能性があります。
この制度は、展示場に一度でも行ってしまうと使えません。
私は制度を知らないまま先に展示場へ行きました。その結果、紹介制度を使えないまま契約をしています。厳選アイテムがいくら相当なのかは公表されていませんが、我が家の見積書に載っていたグレイスカップボードは322,000円でした。
順番を間違えると、あとから紹介を受けることはできません。紹介制度の仕組みや申し込みの流れは、下の記事にまとめています。まだ展示場に行っていない方は、行く前に読んでおいてください。
\展示場に行く前に確認/
契約のあとに土地を探しました|決まったのは2024年9月
平屋は、同じ延床面積でも2階建てより広い土地が要ります。我が家は平屋を建てる予定だったので、ある程度の広さがある土地を探すところから始まりました。
条件に合う土地はすぐには見つかりませんでしたが、我が家の場合は1〜2ヶ月で決まっています。土地探しで感じたことは平屋に1年住んだ後悔に書いています。
土地が決まらないと分からない費用があります
見積もりの一部は、土地が決まるまで確定しません。
我が家の場合、最終の見積もりで次の2つの項目が新しく増えました。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 残土処分費 | 276,000円 |
| 特別運搬費 | 60,000円 |
| 合計 | 336,000円 |
どちらも初回の見積もりには存在しなかった項目です。敷地の状況が分かってから追加されました。
つまり、土地が決まる前の見積もりを予算の上限だと思っていると、後から増えることがあります。仮契約の時点で出ている金額は、あくまで土地の条件を含まない金額だと考えておくほうが安全です。
設計の打ち合わせは全5回・約2ヶ月・合計16時間でした
土地が決まると、設計の打ち合わせが始まります。我が家は2024年10月12日から12月13日まで、全5回でした。
| 回 | 日付 | 所要 | 打ち合わせの名前 |
|---|---|---|---|
| 1 | 2024年10月12日 | 3時間程度 | 初回プラン打合わせ |
| 2 | 2024年11月2日 | 3時間程度 | 図面・仕様打合わせ |
| 3 | 2024年11月16日 | 3時間程度 | 基本プラン確定 |
| 4 | 2024年11月30日 | 3時間程度 | 電気・照明打合わせ |
| 5 | 2024年12月13日 | 4時間程度 | 最終仕様確認 |
スケジュール表には、打ち合わせの間隔は10〜14日おきが目安と書かれていました。我が家は初回から2回目までだけ3週間空きましたが、その後は13〜14日おきに進みました。
合計の所要時間は16時間程度です。「一条工務店は打ち合わせが多すぎる」という声も見かけましたが、我が家の場合は約2ヶ月で終わりました。


すべてWEB打ち合わせでした
5回とも自宅からのWEB打ち合わせで、展示場へ行く必要はありませんでした。共働きで平日に時間を取りにくい我が家には、移動時間がゼロで済むのが助かりました。実際、4回目までは土曜日で、平日に入ったのは最終回の金曜日だけです。
打ち合わせの枠は午前の部が10時から13時、午後の部が14時から17時です。設計の公休日は水曜日と日曜日でした。
打ち合わせと打ち合わせの間に決めておくことがあります
打ち合わせが5回で終わったのは、間に妻と事前に話し合った結果だと思います。スケジュール表には「次回に向けて」として、やることが明記されていました。
- 2回目の前:お住まい検討シートの確認、寸法記録帳の入力、間取りの検討。
- 3回目の前:検討シートの保留項目、間取りの再確認、収納の検討。
- 4回目の前:壁紙の選定、家具の配置イメージ、照明計画。
- 5回目の前:図面と画像入り仕様書の確認。
壁紙や照明を打ち合わせの場で一から選ぶのではなく、事前に候補を絞ってから打ち合わせに臨む形です。そのため、1回3時間でも十分でした。
工事着手承諾で金額が確定します|我が家は2025年1月11日
設計の打ち合わせが終わった約1ヶ月後、工事着手承諾の日を迎えます。我が家は2025年1月11日で、最終の見積もりが出た日と同じ日でした。
ここに署名すると、各種申請書類の作成、資材の発注、構造材の加工が始まります。実質的な締め切りです。
最終の見積もりの全内訳は、建物総額3,106万円の全内訳にまとめました。
工期の見込みは、途中で変わっていました
工期の見込みが書類によって違っていました。
| 書類 | 完工予定 |
|---|---|
| 仮契約書(2024年7月) | 基礎着工日より120日以内 |
| 工事着手御承諾書(2025年1月) | 基礎工事着工より160日以内 |
仮契約の時点では120日以内でしたが、承諾の時点では160日以内に変わっています。仮契約時点の工期はあくまで見込みで、実際の計画が固まると更新されると考えたほうがよさそうです。
なお、仮契約書に書かれていた基礎着工予定は2025年5月でしたが、実際の着工は3月中旬でした。こちらは前倒しになっています。
預り金80万円は、使った分だけ引かれて返金される
契約書では、預り金800,000円を本契約のときに払うと定められています。我が家が実際に入金したのは2025年3月10日でした。これは工事代金とは別で、一条工務店が施主の代わりに立て替えて支払うためのお金でした。承諾書には、次のものに使うと書かれています。
- 諸官庁の手続き費用。
- 収入印紙代。
- 水道本管の取り出し費用など、水道別途工事と加入金。
- 登記費用一式。
- つなぎ融資の利息。
そして、建物の引き渡し以降、すべての精算が完了した時点で残金を返すという決まりです。
我が家の預り金は、こう使われました
アプリの入金明細に、全部残っていました。
| 日付 | 項目 | 金額 |
|---|---|---|
| 2025/03/10 | 預り金 入金 | 800,000円 |
| 2025/03/14 | 設計申請・届出業務 | 15,000円 |
| 2025/03/28 | 水道申請関係(納付金) | 113,000円 |
| 2025/04/16 | 浄化槽7条 | 12,160円 |
| 2025/08/01 | 設計申請・届出業務 | 71,500円 |
| 2025/08/01 | 設計申請・届出業務 | 33,000円 |
| 2025/08/22 | 水道別途工事 | 173,800円 |
| 2025/08/22 | 登記(表題) | 82,500円 |
| 2025/09/12 | 登記(保存・抵当権) | 138,153円 |
| 支出 合計 | 639,113円 | |
| 2025/09/16 | 返金 | 160,887円 |
800,000円を預けて639,113円が使われ、160,887円が返金されました。差し引きはぴったり合っています。


返金は引き渡しの約1ヶ月後でした
入居したのは2025年8月です。返金があったのは9月16日でした。
明細を見ると理由が分かります。最後の支出である登記(保存・抵当権)が9月12日で、その4日後に精算されています。承諾書の「すべての精算が完了した時点で返す」という内容どおりでした。
引き渡しの日にすぐ返金されるわけではないため、入居直後の出費に預り金の返金を充てる計画は立てないほうがよさそうです。
水道の費用が、条件にぎりぎり収まっていました
承諾書には、預り金について2つの条件が書かれていました。
- 引き渡しまでにかかる費用のうち、1項目が15万円を超えるものは、施主が業者へ直接支払う。
- ただし、水道別途工事と加入金は、合計30万円以下であれば預り金で精算する。
我が家の水道関係は、申請関係の納付金113,000円と水道別途工事173,800円で、合計286,800円でした。30万円まで、あと13,200円です。
これを超えていたら、自分で業者へ直接支払うことになっていました。金額そのものは変わらないとしても、支払いの手間と時期は変わります。土地の条件によって水道工事が大きくなりそうな方は、こうした条件があることを頭に入れておくとよいと思います。
なお、明細に含まれる浄化槽7条の12,160円は、我が家の敷地条件による費用です。下水道が整備されている土地では、通常はかからない費用です。
地鎮祭から引き渡しまでは、ほぼ予定どおりでした
工事が始まってからは、承諾書に書かれていたスケジュールのとおりに進みました。
| 時期 | できごと |
|---|---|
| 2025年3月9日 | 地鎮祭 |
| 2025年3月10日 | 預り金800,000円を入金 |
| 2025年3月中旬 | 基礎工事着工 |
| 2025年5月中旬 | 上棟 |
| 2025年8月4日 | 竣工 |
| 2025年8月 | 引き渡し・入居 |

地鎮祭は2025年3月9日でした。その翌日に預り金を入金しています。承諾書の流れでは、地鎮祭が済んでから地盤改良、そして基礎工事着工という順番で、そのとおりに進みました。
引き渡しの時期については、書類によって案内が違っていました。設計の打ち合わせスケジュール表(2024年10月)では9月、工事着手御承諾書(2025年1月)では8月下旬と書かれています。
実際の竣工は2025年8月4日で、入居できたのは2025年8月でした。最初の案内だった9月より早くなっています。
工程が遅れたという実感はありませんでした。ただ、これはあくまで我が家の場合です。契約が集中している時期は、着工までの待ち時間が長くなることもあるようなので、一概には言えません。
契約の前に確認しておけばよかったこと
1年1ヶ月を振り返って、契約前に戻れるならやり直したいことが3つあります。
紹介制度は、展示場に行く前に
これが一番の心残りです。紹介制度は、展示場に行く前に知っておきたかった情報でした。金額の交渉をするよりも、最初に知っているかどうかで差が出る部分だったからです。
価格が固定される条件を確認しておく
「仮契約時点の価格で固定される」と説明を受けましたが、その条件を書面では確認できていません。仮契約書を読み返しても、価格の固定について書かれた条項は見当たりませんでした。
結果として、我が家では単価が上がらず、説明どおりでした。ただ、何がいつまで固定されるのかは、契約前に確認しておきたいところです。説明を受けた内容をメモに残しておくだけでも、後から確認しやすくなります。
支払いのタイミングを確認しておく
仮契約書には、契約金と預り金を「本契約のとき」に支払うと定められています。ところが我が家の場合、工事着手承諾は2025年1月11日でしたが、預り金を入金したのは2025年3月10日でした。約2ヶ月の開きがあります。
土地が決まってからの進め方や支払いの時期は、我が家とは異なるかもしれません。いつ、いくら支払う必要があるのかを、契約前に確認しておけばよかったと思っています。
仮契約をしても問題ない方・慎重に考えたほうがいい方
ここまでの内容を、どんな方に当てはまるかで分けます。我が家は土地が決まる前に仮契約し、1〜2ヶ月で土地が決まりました。
◯ 打ち合わせが長引きそうな方。我が家は、仮契約後に単価が上がりませんでした。
◯ 土地探しを1年以内に終えられそうな方。我が家は1〜2ヶ月で決まりました。
◯ 住宅ローンの審査が心配な方。ローンが通らなかったときは解除できると、契約書に書かれています。
✗ 土地探しが1年を超えそうな方。仮契約には1年の期限があります。
✗ 100万円が全額返金されると思っている方。契約書は「費用を差し引いた残額」です。
✗ まだ展示場に行っていない方。先に紹介制度を確認してください。
✗ 水道工事が高くなりそうな土地の方。水道別途工事費と加入金の合計が30万円を超えると、一条工務店への支払いとは別に、自分で業者へ直接支払う必要があります。
まとめ|一条工務店の仮契約は返金の条件を確かめてから
一条工務店の仮契約は、土地が決まる前でもできました。我が家は2024年7月28日に100万円を払って仮契約し、2025年8月に入居しています。
- 仮契約金:1,000,000円(本契約で契約金へ振替)
- 預り金:800,000円のうち160,887円が返金
- 設計の打ち合わせ:全5回・約2ヶ月・合計16時間
- 仮契約から入居まで:約1年1ヶ月
ただし、解除したときに返金されるのは「かかった費用を差し引いた残額」で、全額ではありません。仮契約から1年以内に本契約を結ぶという期限もあります。
契約前に確認しておきたいのは、返金の条件と、何がいつまで価格固定されるのかの2つです。
仮契約のあとの打ち合わせで何を採用したかは、採用した30項目のオプションと価格の記事にまとめています。

100万円は、全額返金されるわけじゃないんだね。

契約書には、かかった費用を差し引いた残りを返すと書かれていたよ。

契約する前に、自分の契約書で確認しておかないと。

展示場に行く前なら、紹介制度も先に確認しておくといいよ。
100万円を払う前に、ご自身の契約書で返金の条件を確かめてください。


