平屋の住み心地

一条工務店の平屋で後悔したこと3つ|25.5坪に1年住んだ本音

一条工務店グランスマートの平屋25.5坪に1年住んで後悔した3つ
さーパパ

一条工務店で平屋を建てようとして、「本当に平屋でよかったと思えるだろうか」と手が止まっていませんか。検索すると出てくるのは「暗い」「音が響く」「収納が足りない」といった後悔ばかりで、読むほど不安になります。

先に結論を書きます。我が家が間取りで後悔したのは3つだけです。収納を作りすぎたこと、物干し竿の本数、そしてテレビと窓の位置関係です。

逆に、よく挙がる「暗い」「玄関が寒い」「間取りが自由にならない」といった後悔は、我が家ではありませんでした。

私は一条工務店のグランスマートで25.5坪の平屋を建て、2025年8月から家族3人で暮らしています。建物工事費は31,064,885円、太陽光は13.475kW。この記事は、その家に1年住んだ記録です。

読み終えるころには、他の人の後悔のうちどれが自分に当てはまりそうかを選り分けて、間取り図の段階で確認すべき場所が具体的に分かるはずです。特に3つ目のテレビの話は、図面を見ながら5分で確認できます。

一条工務店の平屋で後悔した3つと、当てはまらなかった5つの一覧

目次

一条工務店の平屋に1年住んで後悔したのは3つだけです

住んでから「こうすればよかった」と思ったのは、次の3つです。

  1. 収納を作りすぎた — 主寝室のクローゼットが1つ分まるごと空いています。
  2. 物干し竿の本数が足りない — シーツを洗う日に干す場所がなくなります。
  3. テレビと窓の位置関係 — 日中は光が反射して画面が見えないことがあります。

逆に、他のブログで繰り返し挙がっている後悔のうち、次の5つは我が家では起きませんでした。

  • 平屋は暗い
  • 玄関が寒い
  • 収納が足りない
  • 家事動線が悪い
  • 一条ルールで間取りが自由にならない

3つの後悔はいずれも間取りを決める段階で防げたもので、平屋という選択そのものへの後悔ではありません。階段のない暮らしは想像以上に楽で、そこは1年経っても変わっていません。

ただし、住み心地とは別のところで想定外だったことが2つあります。土地探しと、お金の話です。こちらは後半で詳しく書きます。

後悔①:収納を作りすぎて、クローゼットが1つ分まるごと空いています

一番の後悔は収納です。しかも「足りない」ではなく、作りすぎたほうでした。

図面ではクローゼットが2つ、使っているのは1つだけ

主寝室には、クローゼットが2つ並んでいます。図面にもそのとおり記載されています。ところが1年経った今、そのうち1つは中身がほとんど入っていません。

家族3人分の服を入れてもまだ余る。打ち合わせのときは「収納は多いほうが安心」と考えていたのですが、実際に暮らしてみると、持っている服の量は思っていたほど多くありませんでした。

減らしていたら、その分LDKを広げたかった

もし戻れるなら、クローゼットを1つ削って、その面積をLDKに回します。

我が家のLDKは19帖で、上部が勾配天井になっています。ここは家族が一日で一番長くいる場所です。使われないクローゼットに割いた面積を、少しでもこちらに寄せていれば満足度は上がっていたはずだと考えています。

25.5坪だからこそ、限られた面積の使い方が重要

25.5坪という限られた面積だからこそ、収納の取り方がほかのスペースに影響することを実感しました。総面積が決まっている以上、収納を増やせばどこかが必ず狭くなります。

とはいえ「収納は少なくていい」と言うつもりはありません。家族の人数も、持ち物の量も、家ごとに違います。私が言えるのは、3人家族・25.5坪・平屋という条件では、収納より家族が集まる場所を大きく設計したほうが満足度が高かったという一例だけです。

図面の段階でできる確認としては、収納の「広さ」ではなく、「そこに何を入れるつもりか」を1箇所ずつ言葉にしてみることをおすすめします。中身が思い浮かばない収納は、空いたままになるか、使う頻度の低いものを入れる場所になりがちです。

主寝室のクローゼット2つのうち1つが空いている図

後悔②:ランドリールームの物干し竿が、シーツを洗う日に足りません

2つ目は洗濯です。竿の本数で失敗しました。

シーツを広げると、他の洗濯物を干す場所がなくなります

我が家は共働きで、日中は家に誰もいません。だから最初から部屋干し前提で、ランドリールームを1.5坪取りました。この判断自体は正解でした。

ところが物干し金物は2つ。普段の洗濯なら足ります。問題はシーツやタオルケットを洗う日で、大物を広げた瞬間に他の洗濯物を干す場所がなくなります。

洗面所は脱衣室とは別の部屋として独立しているので、そちらにも竿を1本入れておけばよかったというのが今の結論です。広さは十分でも、掛けられる本数が足りなければ意味がありません。

干して、畳まずに、隣のクローゼットへ

失敗を書きましたが、動線そのものは満足しています。干した洗濯物を畳まずに、隣のウォークインクローゼットへそのまま入れられる配置にしました。

これは平屋だからできたことでもあります。2階建てだと、洗う場所と干す場所としまう場所が階をまたぐこともあります。1階で完結する平屋は、この点で有利です。

洗濯物をたたむ手間と、運ぶ手間が減りました。

干す場所を検討するときは、部屋の広さだけでなく、竿を何本使うのかまで考えておくことをおすすめします。特に「シーツを洗う日に何本必要か」を基準にすると、普段だけでなく、洗濯物が増える日の必要本数もイメージしやすくなります。

ランドリールームの紹介カード。天井吊り下げの物干し2本と、隣のウォークインクローゼットへの動線

後悔③:日中はテレビに窓の光が反射して、画面が見えないことがあります

3つ目は、他のブログではほとんど見かけない後悔です。日中、テレビの画面に窓の光が映り込んで見えづらくなります。

窓とテレビの位置関係を、光の入り方まで考えればよかった

間取りを検討していたとき、私はテレビの位置を「壁の長さ」と「ソファからの距離」で決めていました。壁掛け用の下地補強も入れています。

見落としていたのは、その向かいに窓があるとどうなるかでした。晴れた日の日中は、窓から入った光がそのまま画面に映り込みます。夜はまったく問題ないので、気づいたのは住み始めてからです。

図面の段階でできたはずのことは、テレビを置く壁に立ったつもりで、その正面と斜め前に窓があるかを確認すること。これだけで防げました。

次に建てるなら、こうします

もし次に建てることがあれば、次の2つを検討すると思います。

  • LDKのハニカムシェードを遮熱タイプにする
  • ツイン電動式ハニカムシェードにして、レースと2重にする

どちらも実行していないので、効果のほどは分かりません。ハニカムシェードの3種類と、我が家の使い分けはハニカムシェードだけで1年暮らした記録にまとめました。いちばん確実なのは、窓とテレビの位置関係を図面の段階で決めておくことだと思います。

これは平屋というより「窓が多い明るい家」の問題

念のため補足すると、これは平屋固有の現象ではありません。窓の正面にテレビを置けば、2階建てでも同じことが起きます。

ただ平屋は外周が長く、窓を取りやすい形です。その分だけ「窓とテレビが向かい合う」組み合わせが生まれやすい、とは言えると思います。

窓からの光がテレビ画面に映り込む断面図

一条工務店の平屋でも、生活音はやっぱり聞こえます

ここからは「よく言われる後悔」に、我が家の実際で答えていきます。まず、当てはまったものから。

長女の声もテレビの音も届きます

生活音は、上位の記事がもっとも多く挙げている後悔でした。そして我が家も当てはまります。別の部屋にいても、長女の声は聞こえますし、テレビの音も届きます。

平屋そのものより、部屋どうしの距離の問題

もっとも、これを「平屋だから」と片づけるのは少し違う気がしています。我が家は25.5坪の2LDKで、そもそも部屋と部屋の距離が近いからです。

我が家は主寝室が6.67帖、洋室が4.83帖で、どちらもLDKから遠く離れているわけではありません。2階建てなら、寝室と2階の部屋は床と天井で隔てられます。平屋にはその隔たりがありません。

音を気にするなら、階数よりも寝室と生活の中心をどれだけ離せるかを見たほうが実感に近いはずです。25.5坪という面積では、離せる距離にも限りがありました。

我が家では、これは「そういうものだ」と受け入れて暮らしています。防音のための工事などはしていないので、対策の効果については分かりません。

「平屋は暗い」は我が家では気になりません。窓は4箇所減らしています

暗さの心配も、上位の記事の多くが挙げている論点です。しかし我が家では暗いと感じたことがありません。しかも、窓はむしろ減らしています。

減らせる限界まで4箇所減らしました

打ち合わせのとき、私は窓を減らす方向で相談しました。結果として4箇所減らし、それ以上は「これ以上は減らせません」と言われています。

住宅の居室には、外からの光を取り入れるための開口部を一定以上設けなければならない基準があり、そこに引っかかると説明を受けました。

減らした効果として実感しているのは、掃除の手間です。窓が4つ少ないだけで、掃除する面積とサッシの数がはっきり減りました。これはカタログには書かれていない、住んでから分かる差でした。

天気が悪い日は暗い

もちろん、天気の悪い日は暗いと感じます。ただそれは窓を増やしていても変わりません。曇っていれば入ってくる光の量そのものが少ないからです。

「窓が少ないから暗い」のか「その日が曇っているから暗い」のかは、分けて考えたほうがいいと思います。

暗ければ照明をつければすみます

そして我が家の場合、暗ければ照明をつければ済みます。

太陽光13.475kWと蓄電池7.04kWhを載せているので、日中の照明はほぼ自分の家で発電した電気でまかなえます。1年間の電気代は54,038円、売電は149,700円で、収支は年間95,662円のプラスでした。この条件だと、照明をつけることに心理的な抵抗がありません。

窓を増やして採光を稼ぐか、照明でまかなうか。我が家は後者を選んで、結果として困っていないというのが1年住んだ答えです。電気代の内訳は平屋の電気代1年分の記録に月別で全部載せています。

「玄関が寒い」というのも感じません

平屋の後悔として繰り返し挙がるのが、玄関の寒さです。我が家では寒さを感じません。

土間には床暖房が入っていません

玄関の土間に床暖房は入っていません。それでも寒くないというのが1年通しての実感です。

我が家はさらぽか空調で、床暖房は11月から4月まで24時間動かしています。家全体の温度が保たれているので、玄関だけが冷え込むという感覚がないのだと考えています。

ただし、この話は条件つきです

「一条の家は玄関が寒くない」と一般化するつもりはありません。

我が家は静岡県の温暖な6地域で、平屋、さらぽか採用、2025年8月入居という条件です。寒冷地であれば体感は変わるはずですし、玄関の位置や間取りによっても違うでしょう。あくまでこの条件での我が家の話として読んでください。

床暖房の実際の電気代は床暖房を24時間つけた冬の記録に、さらぽか全体の使用感はさらぽかの電気代の記事にまとめています。

一条ルールで間取りを断られたことはありませんでした

「一条ルール」という言葉があります。一条工務店には構造上の制約が多く、希望どおりの間取りにならない、という文脈で語られるものです。

我が家では、断られた記憶がありません

結論から書くと、我が家では間取りの要望を断られた記憶がありません。

ただし、これは「一条ルールが存在しない」という意味ではありません。私が最初からそれほど無理のある要望を出していなかった、という可能性は十分にあります。25.5坪の2LDKという規模も関係しているかもしれません。

制約に当たるかどうかは、要望の中身で決まります

大きな吹き抜けや変わった形の間取りを希望すれば、話は変わっていたはずです。制約があるかどうかではなく、自分の希望が制約に当たるかどうかが問題なのだと思います。

打ち合わせの早い段階で、譲れない条件を1つか2つに絞って先に伝えておくと、判断が早くなります。

なお、一条ルールは「一条工務店のデメリット」としてよく挙げられる論点のひとつです。ほかにどんな指摘があって、我が家に当てはまったのかは一条工務店のデメリット10個を1年住んで検証した記事にまとめました。当てはまったのは6個でした。

平屋で一番きつかったのは、住んでからではなく土地探しでした

ここからは、住み心地ではない話です。平屋で本当にきつかったのは、土地を探している時期でした。

平屋は、ある程度大きな土地が必要になります

同じ延床面積なら、平屋は2階建てよりも広い敷地を必要とします。2階に積めない分を、そのまま横に広げることになるからです。

つまり平屋を選んだ時点で、探せる土地の選択肢が狭くなります。これは家が建ってからでは変えられません。

駅前は、予算的に厳しくなります

土地が広く必要になるということは、同じ予算で買える場所の選択肢が減るということでもあります。我が家の場合、駅前は予算的に厳しくなりました。

駅前は、小さめに区画整理されていることが多い

もうひとつ、探していて気づいたことがあります。駅に近いエリアほど、土地が小さめに区画整理されている傾向があるという点です。

区画が小さく割られていると、そもそも平屋が入りません。予算の問題以前に、平屋という選択肢が最初から消える土地があるということです。

土地が決まらないと、間取りも決まりません

もうひとつ実感したのは、土地が決まらないうちは間取りの検討がほとんど進まないということです。敷地の形と広さが分からなければ、部屋をどう並べるかも決められません。

2階建てなら多少狭い土地でも積み上げて解決できます。一方、平屋ではそれができません。土地探しが長引くと、そのまま家づくり全体が止まります。

これから平屋を考えている方には、建物より先に土地の条件を決めておくことをおすすめします。「平屋にしたい」と決めた時点で、土地探しの前提が変わります。

同じ延床面積でも平屋のほうが広い敷地を必要とする図

平屋は建物価格が高くなります。固定資産税も高くなる傾向があります

土地と並んで、お金の面でも想定外がありました。

同じ延床面積でも、基礎と屋根が増えます

平屋は、同じ延床面積の2階建てと比べて基礎と屋根の面積が大きくなります。2階建てなら1階分で済む基礎と屋根を、そのまま横に広げるからです。

我が家の坪単価は、建物工事費で計算すると約122万円、本体工事だけなら約81万円でした。この差が何なのかは平屋25.5坪の坪単価を実額で公開した記事に詳しく書いています。総額の内訳は建物総額31,064,885円の記事にまとめました。

なお、金額はすべて2025年8月入居時点の我が家の場合です。一条工務店の仕様や価格は契約時期・地域・営業所によって変わります。

外構にも2,590,000円かかりました

もうひとつ、平屋で見落としやすいのが外構費です。我が家は外構工事に2,590,000円かかりました。一条工務店の提携先の外構業者による工事で、建物工事費とは別契約です。

平屋は建物が横に広がる分、同じ延床面積でも建物が占める敷地の割合が大きくなります。そのうえで駐車場やアプローチを確保するので、土地そのものが広くなり、結果として外構で仕上げる面積も増えます。

建物の見積もりだけを見て資金計画を立てると、ここで足が出ます。外構は建物とは別の見積もりだと覚えておいてください。

平屋は2階建てより固定資産税が高くなる傾向がある

固定資産税についても書いておきます。ただし我が家は入居して1年で、実額はまだ公開できません。ここから先は制度の仕組みの話です。

家屋の固定資産税は、総務省が定める固定資産評価基準にもとづいて計算されます。木造家屋の場合、評価額のもとになる再建築費評点数は、部分ごとに積み上げて合計する方式です(総務省「固定資産評価基準 第2章 家屋」)。

その部分別の区分は11項目あり、「屋根」と「基礎」はそれぞれ独立した項目として挙げられています。各項目の評点数は施工量に応じて計算されます。

つまり平屋は、屋根と基礎が大きくなる分だけ評価が上がります。同じ延床面積なら、平屋のほうが固定資産税は高くなる傾向があります。

ただし、実際の金額を決めるのは自治体の評価です。気になる場合は、お住まいの市町村に確認してください。

よく言われる平屋の後悔と、我が家の1年

ここまでの内容を、他のブログが挙げている論点と並べて整理します。

よく言われること我が家では
収納が少ない逆に作りすぎた。1つ分が空いている
洗濯物を干す場所がない部屋の広さは足りた。竿の本数で失敗
日当たりが悪い・暗い感じない。窓は4箇所減らしている
玄関が寒い感じない。土間に床暖房は入っていない
生活音が響く当てはまる。声もテレビの音も聞こえる
家事動線の設計が甘くなる逆に、回れる動線で家事が楽になった
圧迫感がある・狭く感じるLDK19帖・勾配天井・白い建具で感じない
間取りの自由度が低い断られた記憶がない
土地代が高い・広い土地が要る当てはまる。ここが一番きつかった
建物価格が高い当てはまる。基礎と屋根が増える
固定資産税が高い高くなる傾向がある(実額は未公開)
水害が心配立地しだいで変わります
資産価値が下がる売っていないので分かりません

こうして並べると、当てはまったのは13項目のうち4つでした。つまり、検索で見かける後悔の中には、家の広さや暮らし方、土地の条件によっては当てはまらないものも多くあります。

ひとつ強調しておきたいのは、当てはまらなかった項目にも理由があるということです。暗くないのは照明を気兼ねなく使える環境があるから、玄関が寒くないのはさらぽかを24時間動かしているから。条件が違えば結果も変わります。

よく言われる平屋の後悔13項目と、我が家に当てはまったかの一覧

後悔していないこと:回れる動線・シューズクローク・窓を減らしたこと

後悔ばかり書いてきたので、うまくいったことも残しておきます。

回れる動線と、ランドリールームの鍵

一番よかったのは回れる動線です。行き止まりがないので、家事をしながら移動する距離が短くなりました。

回遊動線には弱点もあります。どこからでも入れるということは、来客時に生活感が見えてしまうということです。我が家はランドリールームに鍵をかけられるようにしてあるので、人が来るときはそこを閉めます。洗濯物を見られる心配がありません。

大きめのシューズクローク

シューズクロークは大きめに取りました。「小さいと回り込めず、奥のものが取り出せない」と聞いていたのが理由です。実際に小さいものを使ったわけではないので比較はできませんが、上着をここで脱いで、花粉を家の中に持ち込まずに済むのは想像以上に快適でした。

一条工務店の家は窓を開けずに生活することが多いので、外で付いた花粉を玄関で止められるシューズクロークとの相性もいいと感じています。

ロボット掃除機が、1台で家中を回ります

平屋にしてよかったと一番感じるのは、実は掃除かもしれません。段差も階段もないので、ロボット掃除機1台で家全体を掃除できます。

充電ステーションの場所は、家電を買ってから探したのではなく、間取りを決める段階で先に決めました。常時電源が必要なので、後から置き場所を探すと生活動線の邪魔になりがちだからです。

2階建てだと、掃除機を持って階段を上り下りするか、2階用にもう1台買うことになります。

建具を白に統一、LDKは勾配天井

床とキッチンを暗い色にしたので、圧迫感が出ないように建具は白で統一しました。LDKは19帖で、上部が勾配天井です。

「平屋は狭く感じる」という声がありますが、我が家では感じていません。面積そのものより、天井の高さと色の使い方のほうが大きいと思います。

一条工務店の平屋のシューズクローク。棚の収納・ロボット掃除機の基地・土間タイル

これから平屋を建てる人が、図面の段階で確認しておくといいこと

1年住んで、「ここは図面のときに確認できた」と思ったことをまとめます。

収納は「広さ」ではなく「何を入れるか」で決める

収納は1箇所ずつ、そこに何を入れるつもりかを言葉にしてみてください。中身が思い浮かばない収納は、住み始めても空いたままになる可能性があります。

物干し竿の本数を考える

干す場所は面積だけではなく物干し竿の本数も重要です。シーツを洗う日に何本必要かを基準に数えると、足りるかどうかが判断できます。洗面所など、隣の部屋に1本足せないかも見ておくといいと思います。

テレビを置く壁の正面と斜め前に、窓があるか見る

図面の上でテレビの位置を決めたら、そこに立ったつもりで正面と斜め前を確認してください。窓があれば、日中に映り込む可能性があります。

窓は減らせる。ただし限界がある

窓を減らしたい場合は、どの窓を減らすかを先に決めて相談してください。我が家は4箇所減らしたところで「これ以上は減らせません」と言われました。無制限に減らせるわけではないので、優先順位をつけておくと話が早くなります。

掃除の手間を減らしたいのか、家具の配置を優先したいのか。減らす理由を伝えると、どの窓なら削れるかを一緒に考えてもらえます。

平屋にするなら、土地探しの前に決めておく

平屋にすると決めた時点で、必要な敷地の広さが変わります。土地を探し始める前に「平屋でいく」と決めておくほうが、土地探しで遠回りしにくくなります。

ここまで後悔をお伝えしましたが、それでも平屋を選んでよかったと思っています。良かった点は平屋のメリット8選に分けて書きました。

まとめ:一条工務店の平屋に1年住んだ後悔と、それでも選んでよかったこと

最後に要点を整理します。

間取りで後悔したこと(3つ)

  • 収納を作りすぎた。クローゼットが1つ分まるごと空いている。
  • 物干し竿の本数が足りない。ランドリールームの広さだけで考えて失敗した。
  • テレビの正面に窓があり、日中は光が反射して見えづらい。

住み心地とは別に、想定外だったこと

  • 土地探しがきつい。平屋は広い敷地が要るうえ、駅前は小さく区画整理されていることが多い。
  • 基礎と屋根が増えるため、建物価格が高くなる。

よく言われるが、我が家では起きなかったこと

  • 暗い(窓を4箇所減らしても感じない)
  • 玄関が寒い(土間に床暖房は入っていないのに感じない)
  • 収納が足りない(逆に余った)
  • 家事動線が悪い(回れる動線で楽になった)
  • 一条ルールで断られる(我が家では起きなかった)

当てはまったのは生活音です。長女の声もテレビの音も聞こえます。

そのうえで、平屋を選んだこと自体は後悔していません。階段のない暮らしは楽で、洗濯が1階で完結し、掃除する場所も減りました。この記事の3つの後悔は、すべて間取りを決める段階で気づけたはずのものです。同じ失敗を避ける材料になれば嬉しく思います。

費用の面から検討している方は、建物総額31,064,885円の全内訳もあわせてどうぞ。我が家が実際に何にいくら払ったかを、見積書のとおりに公開しています。

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