一条工務店の外構259万円の全内訳|提携先に頼んで後悔したこと
一条工務店で家を建てるとき、外構費用がいくらかかるのか気になりませんか。建物の見積もりだけでは、外構に必要な費用まで把握できず、資金計画に悩む方もいると思います。

外構費用って、いくらくらい見積もっておけばいいの?

我が家の外構は、税込で2,590,000円だったよ。
一条工務店と提携している外構業者に頼んだんだ。

敷地の広さが違ったら、参考にならないんじゃ?

単価で見れば、自分の敷地に当てはめて考えられるよ。
我が家の土間コンクリートは、1㎡あたり5,800円だったんだ。
我が家は2025年1月11日に外構の打ち合わせを始め、6月24日に最終見積書を受け取りました。8月25日に木を3本植え、外構が完成しています。
一条工務店の提携先に頼んだため、建物との連携はスムーズでした。ただ、相見積もりを取らなかったことは後悔しています。
家は一条工務店のグランスマート平屋(25.5坪)で、2025年8月に入居しました。
- 外構2,590,000円の8区分の内訳
- 土間コンクリートや人工芝の単価
- 分譲地のルールで必要だった工事:315,750円
読み終えるころには、自分の敷地面積をもとに外構費用の概算を出せるようになり、土地を決める前に確認しておきたい費用も分かります。
結論|外構は2,590,000円。全内訳と単価を公開
我が家の外構工事は2,590,000円(税込)でした。税抜2,354,546円に消費税235,454円です。
我が家の前提はこちらです。
- 一条工務店グランスマート・平屋25.5坪/静岡県/3人家族。
- 外構は一条工務店の提携先の外構業者に依頼。建物工事とは別契約です。
- 見積書は2025年6月24日作成。有効期限は1ヶ月でした(その金額で契約できる期間が1ヶ月ということです)。
- 駐車場は2台分。詰めれば3台停められます。
- 見積書では、土間コンクリートが32㎡、人工芝が30㎡となっていました。
以下は2025年6月時点の金額として読んでください。


外構費用2,590,000円の内訳|8区分でいくら使ったか
見積書は8つの区分に分かれていました。金額は税抜です。
| # | 区分 | 金額(税抜) |
|---|---|---|
| 1 | 仮設工事 | 20,000円 |
| 2 | 左官工事(土間コンクリート・ピンコロ等) | 809,280円 |
| 3 | ポスト表札工事 | 126,960円 |
| 4 | 植栽工事 | 209,000円 |
| 5 | 芝工事 | 192,700円 |
| 6 | 部材工事(物置) | 630,160円 |
| 7 | その他工事 | 179,300円 |
| 8 | 諸経費 | 200,000円 |
| 小計 | 2,367,400円 | |
| 値引き | −12,854円 | |
| 合計(税抜) | 2,354,546円 |
税込にすると2,590,000円です。左官工事と物置の2つで、全体のおよそ6割を占めていました。さらに植栽を加えた上位3区分では、全体の約7割になります。
値引き額は12,854円でした。値引き後の2,354,546円に消費税235,454円を加えると、ちょうど2,590,000円になります。つまり、税込259万円という切りのいい金額に合わせるための端数調整でした。
外構は「一式いくら」ではなく、工種ごとに金額が積み上がっています。費用を削れるところを探すなら、まず工種ごとの金額を見るのが分かりやすいです。
ここから先は、金額の大きい順に中身を見ていきます。
単価で見ると、自分の敷地で試算できます
総額より役に立つのは単価のほうだと思います。敷地の広さは家ごとに違うので、総額を見ても自分の場合が分かりません。単価なら、自分の面積を掛けるだけでおおよその金額を計算できます。
我が家の見積書に載っていた主な単価はこちらです。
| 項目 | 単価 | 我が家の数量 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 土間コンクリート 刷毛引き仕上げ(厚み100) | 5,800円/㎡ | 32.0㎡ | 185,600円 |
| ピンコロ敷き(半ピンコロ) | 33,150円/㎡ | 5.0㎡ | 165,750円 |
| 鋤土(すきど) | 2,000円/㎡ | 50.0㎡ | 100,000円 |
| 残土処分 | 12,000円/㎥ | 9.0㎥ | 108,000円 |
| ワイヤーメッシュ φ6 | 950円/㎡ | 50.0㎡ | 47,500円 |
| 砕石敷き均し転圧 | 880円/㎡ | 50.0㎡ | 44,000円 |
| 人工芝の施工費(砂を含む) | 1,700円/㎡ | 30.0㎡ | 51,000円 |
| 6号砕石・5号砕石 | 1,000円/㎡ | 56.0㎡ | 56,000円 |
| 整地 | 500円/㎡ | 56.0㎡ | 28,000円 |
たとえば駐車場を50㎡にしたいなら、土間コンクリートだけで5,800円×50㎡=290,000円。まずはこれだけで、おおよその金額が分かります。そこに鋤土・砕石・ワイヤーメッシュなどの費用が加わるので、実際の金額はこれより高くなります。
駐車場は「コンクリートを打つだけ」ではありません。土を掘り、残土を捨て、砕石を敷いて転圧し、鉄筋のメッシュを入れて、そのうえでコンクリートを打ちます。
我が家の左官工事が809,280円になったのは、これらの工程にそれぞれ費用がかかっているからです。


左官工事に809,280円|土間コンクリートとピンコロ敷き
一番大きかった区分です。駐車場まわりがここに入ります。
| 項目 | 数量 | 金額 |
|---|---|---|
| 土間コンクリート 刷毛引き仕上げ(厚み100) | 32.0㎡ | 185,600円 |
| ピンコロ敷き | 5.0㎡ | 165,750円 |
| 残土処分 | 9.0㎥ | 108,000円 |
| 鋤土 | 50.0㎡ | 100,000円 |
| アクリナペイブ | 4.0㎡ | 49,680円 |
| ワイヤーメッシュ φ6 | 50.0㎡ | 47,500円 |
| 砕石敷き均し転圧 | 50.0㎡ | 44,000円 |
| エキスパンタイ(伸縮目地) | 20.0m | 31,000円 |
| 土間型枠 | 25.0m | 22,250円 |
| その他 | 55,500円 |
目を引くのはピンコロ敷きの165,750円です。5㎡しかないのに、32㎡ある土間コンクリートに迫る金額になっています。1㎡あたりでは33,150円で、土間コンクリートの5.7倍です。
なぜピンコロを採用したのかは、分譲地のルールの見出しに書いています。
物置は630,160円|うち設置費用が288,200円
区分別で2番目に大きかった部材工事630,160円の中身は、ほとんどが物置です。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 物置本体(定価412,000円) | 341,960円 |
| 施工費 | 95,000円 |
| 化粧ブロック2段 | 55,800円 |
| 個別土工事 | 50,000円 |
| 平基礎 150×300(6.9m) | 33,120円 |
| 土間コンクリート(5.0㎡) | 29,000円 |
| その他(埋め戻し・砕石・ワイヤーメッシュ) | 25,280円 |
物置は、本体を買うだけでは設置できません。基礎を作り、土間を打ち、ブロックを積んでから設置します。我が家では、本体が341,960円、設置にかかった費用が288,200円でした。
基礎工事が必要なタイプの物置を検討している方は、本体価格だけで考えず、設置費用まで含めて余裕を持って予算を見ておくことをおすすめします。我が家の場合は、結果として本体価格の約1.8倍になりました。


分譲地のルールで必要だった外構工事
外構は自由に決められる。私はそう思っていましたが、実際には違いました。
我が家の土地は分譲地で、外構についてのルールが決められていました。内容は2つです。
- 高木を3本植えること
- 道路に面した部分は、ピンコロか芝にすること
見積書では、次の金額になっていました。
| ルール | 見積書の項目 | 金額 |
|---|---|---|
| 高木を3本 | 高木 予算取り 3.0式 | 150,000円 |
| 道路に面した面 | ピンコロ敷き 5.0㎡ | 165,750円 |
| 合計 | 315,750円 |
外構費用2,590,000円のうち、315,750円は自分で選んだ工事ではありません。分譲地のルールで決まっていたものです。
これは我が家の土地の話で、すべての分譲地に同じルールがあるわけではありません。ただ、土地を検討する段階で外構のルールを確認しておけば、契約後に予想外の費用が発生するのを防げます。私は契約したあとに知りました。


植栽209,000円|木3本と植え付けにかかった費用
木を3本植える費用だけでなく、掘削や支柱、土の入れ替えにかかる費用も含まれています。内訳は次のとおりです。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 高木 予算取り(3.0式) | 150,000円 |
| 掘削 | 25,000円 |
| 高木支柱(3.0式) | 13,500円 |
| 植栽残土(1.0㎥) | 12,000円 |
| 客土工(1.0㎥) | 8,500円 |
見積書には、「予算取り」という書き方がされていました。木の種類を決める前に、3本分として150,000円を見積もっておく形です。1本あたり50,000円の計算になります。
木を植えるには支柱も必要です。支柱代13,500円は、木の本体価格とは別にかかります。
金額の内訳を並べ直すと、木そのものが150,000円で、それ以外の工事が59,000円でした。木の価格に対して、約4割の工事費がかかっている計算です。掘削も、残土の処分も、客土も、木を植えるためには必要な工事です。
「木を植えたい」と考えていても、頭に浮かぶのは木の値段だけになりがちです。我が家の見積書では、木そのものとは別に、6万円近くの工事費がかかっていました。
芝は人工芝にしました|192,700円
芝工事は30㎡で192,700円でした。
| 項目 | 数量 | 金額 |
|---|---|---|
| 人工芝(2m×10m) | 2.0本 | 110,000円 |
| 施工費(砂を含む) | 30.0㎡ | 51,000円 |
| 砕石下地 | 30.0㎡ | 12,000円 |
| 接着材・副資材 | 14,200円 | |
| クッション砂 | 0.5㎥ | 5,500円 |
天然芝ではなく人工芝を選びました。共働きで日中の在宅がほとんどないので、手入れの時間を取れないと考えたからです。芝刈りも水やりも必要ありません。
1年住んだ今も、この判断は変わっていません。ただし、人工芝は初期費用がかかります。天然芝と迷ったら、費用をかけて手入れの手間を減らしたいかどうかで考えると、選びやすいと思います。
参考までに、単価も載せておきます。施工費は30㎡で51,000円なので、1㎡あたり1,700円です。材料費や下地処理も含めた総額は192,700円で、1㎡あたり約6,400円でした。
芝を敷きたい面積が決まっている方は、総額の単価に面積を掛けると、おおよその費用を計算できます。
人工芝は、購入した面積と実際に敷いた面積が異なります。我が家は2m×10mのロールを2本、合計40㎡分購入しました。
実際に敷いたのは30㎡なので、10㎡分が余りました。ロール状の人工芝を敷地の形に合わせて切るため、余りが出るのは避けられません。
一条工務店の外構打ち合わせは入居7ヶ月前から
外構は早めに動き始めるのがおすすめです。我が家のスケジュールを紹介するので、検討を始める時期の目安にしてください。
| 時期 | できごと |
|---|---|
| 2025年1月11日 | 外構の打ち合わせ開始 |
| 2025年6月24日 | 最終の見積書(有効期限1ヶ月) |
| 2025年8月 | 引き渡し・入居 |
| 2025年8月25日 | 植栽(木3本)を植えて外構が完了 |
打ち合わせを始めてから最終の見積書が出るまで、約5ヶ月半かかりました。引き渡しの約1ヶ月半前です。
外構は建物の打ち合わせと並行して進めました。我が家の場合、設計の打ち合わせが終わったのが2024年12月13日で、その後すぐに外構の打ち合わせも進めています。
思ったより時間がかかるというのが実感です。土地の条件が分かってからでないと決められないことも多いので、余裕を持って進めたほうがいいと思います。
一条工務店の提携先に頼んで助かったこと3つ
我が家は、一条工務店と提携している外構業者に頼みました。
提携先に頼んでよかったことは、次の3つです。
◯ 一条工務店との連携がスムーズでした。建物側の情報が外構業者にも伝わっているので、打ち合わせがスムーズに進みました。
◯ 自分が間に入って説明する必要がありませんでした。日程や仕様の変更も業者間で伝わるため、私から外構業者に伝え直す手間がありませんでした。
◯ 引き渡し前から外構工事を始められます。建物の完成を待たずに施工できたため、入居時には外構もある程度できあがっていました。
我が家では、実際にこのような流れで進みました。
打ち合わせは業者の事務所で3回行い、そのほかにLINEでもやり取りをしました。工事は引き渡し前から始まっていて、入居した時点ではほとんど仕上がっていました。
最後まで残ったのが植栽です。木を植えてもらったのは2025年8月25日でした。業者が8月9日から18日まで休みだったため、植栽はその分、後ろにずれています。
支払いも一条工務店とは別で、外構業者へ直接行いました。建物とは別の契約になるので、外構費用についても資金を分けて準備しておく必要があります。
外部の業者に頼む場合、建物の工事との情報共有や日程の調整には、自分で間に入る必要があります。こうした手間をかけたくない人には、一条工務店の提携先のほうが合っていると思います。
相見積もりを取らなかったことは後悔しています
ここが反省点です。私は提携先の1社にしか見積もりを頼みませんでした。
理由は、上に書いたとおり連携がスムーズで、手間がかからなかったからです。自分で細かく調整する必要がなく、その手軽さを優先して、他社と金額を比べずに決めてしまいました。
もう一度外構を依頼するなら、2社以上、できれば3社に見積もりを取ります。
我が家が後悔しているのは、提携先を選んだことではなく、他社と比べずに決めてしまったことです。
外構と同じように、火災保険でも最初は提携先のものをそのまま契約しました。1年後に見直したところ、年間41,793円下がっています(地震保険を外すなど、補償も見直した結果です)。
引っ越しでも、紹介で提示された80,000円が、一括見積もりを取ったことで同じ業者で28,600円になりました。運んでもらったのは、大型の家具と家電3点だけです。
提携が悪いのではありません。比べずに決めることが、私の場合の失敗でした。
提携先の見積もりと比べる方法
これから外構を頼む方は、提携先の見積もりと比較するために、外構の一括見積もりサービスを利用する方法もあります。
たとえば、外構エクステリア比較プロは、地域の外構業者からまとめて見積もりを取り寄せられる無料サービスです。
紹介される業者は地域によって異なるため、我が家の地域でどの業者が紹介されるかは分かりません。対応エリアも都道府県ごとに決まっているので、申し込む前に確認してください。
\提携先の見積もりと比べるなら/


外構費用は資材価格の影響を受けます
見積書には、次の注記が書かれていました。
世界情勢の影響により燃料費・建材費の高騰が続いており、有効期限内でも金額を訂正する場合がある
有効期限は1ヶ月でした。つまり、1ヶ月以内でも金額が変わる可能性があると明記されています。
ただし、我が家の場合は変わりませんでした。6月24日に受け取った見積書の金額のまま契約しています。注記があるからといって、必ず金額が変わるわけではありません。
見積書の有効期限は1ヶ月なので、期限を過ぎると金額が変わる可能性があります。我が家は1月から打ち合わせを始め、6月に金額が確定しました。外構は早めに動き始め、契約まで計画的に進めておくと、価格変動の影響を抑えられます。
この記事の金額は2025年6月24日時点のものです。
一条工務店と提携している外構業者を選ぶときのポイント
1年住んでみた経験をもとに、一条工務店の提携先への依頼が向いている人と、慎重に検討したほうがよい人を整理しました。
◯ 建物との連携を任せたい人。自分が間に入って説明する必要がありませんでした。
◯ 入居までに外構を仕上げておきたい人。引き渡し前から工事が始まりました。
◯ 打ち合わせの回数を減らしたい人。業者の事務所での打ち合わせは3回ほどでした。
✗ 外構費用をできるだけ抑えたい人。我が家は他社と比べずに決めて後悔しています。
まとめ|一条工務店の外構259万円で分かったこと
一条工務店で建てた我が家の外構費用は、税込2,590,000円でした。土間コンクリートは5,800円/㎡、人工芝の施工費は1,700円/㎡です。
こうした単価を参考にすれば、自分の敷地で必要な費用も概算できます。
- 外構工事:2,590,000円(税込)
- 土間コンクリート:5,800円/㎡
- 人工芝の施工費:1,700円/㎡
- 分譲地のルールで決まっていた費用:315,750円
駐車場の面積に5,800円を掛ければ、土間コンクリートの金額を概算できます。ただし、実際には掘削や砕石などの費用も加わるため、総額はさらに高くなります。
分譲地を検討しているなら、土地を契約する前に外構のルールも確認しておきましょう。
また、一条工務店の提携先に依頼する場合でも、もう1社から見積もりを取り、比較しておくのがおすすめです。
外構とは別にかかった建物の総額は、一条工務店平屋の建物総額の内訳にまとめています。

外構の打ち合わせは、早めに始めたほうがいいんだね。

我が家は2025年1月に打ち合わせを始めて、最終の見積書をもらったのは6月だったよ。
約5ヶ月半かかったから、早めに動き始めるのがおすすめだよ。

提携先に頼む場合でも、ほかの会社と比べてから決めるのが大事なんだね。

そうだね。
提携先だから安いとは限らないし、ほかの会社の見積もりも見てから決めるのが大事だね。
外構は建物とは別にお金がかかるので、土地を決める前から予算に入れておいてください。


