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一条工務店の引っ越し費用|一括見積もりで8万円が2.8万円に

一条工務店の引っ越し費用のアイキャッチ。提示8万円が28,600円に
さーパパ

一条工務店から引っ越し業者を紹介されて、そのまま契約していいのか迷っていませんか。 紹介された業者を断るのは気が引けますし、かといって、提示された金額が高いのか安いのかも分かりません。

我が家に提示されたのは80,000円でした。そのあと引っ越し一括見積もりを取ったら、同じサカイ引越センターで28,600円になっています。

ただし、金額だけを見ないでください。運んでもらったのは冷蔵庫・洗濯機・ソファーの3点だけで、小物は引き渡しから1週間かけて自分たちで運びました。差額のすべてが一括見積もりのおかげだとは言い切れません。

私は一条工務店のグランスマートで平屋を建て、2025年8月に入居しています。この記事では、領収書に残っている実額と、3人家族・近距離の相場(約102,000円)、そして引き渡しから入居までにやったことを書きます。最後まで読めば、一条工務店から紹介された引っ越し業者の提示額で契約するかどうかを判断する材料になるはずです。

結論|提示80,000円が28,600円になりました。ただし運んだのは3点です

先に金額と、その前提を書きます。

金額経路
一条工務店の紹介で提示された額80,000円一条工務店経由(サカイ引越センター)
実際に支払った額28,600円(税込)引っ越し一括見積もりサイト経由(サカイ引越センター)
差額−51,400円

提示元も契約先も、同じサカイ引越センターです。 一括見積もりを経由しただけで金額が変わりました。

ただし、運んでもらったのは冷蔵庫・洗濯機・ソファーの3点だけです。 小物は引き渡しから1週間かけて、自分たちの手で運びました。

つまり差額51,400円のすべてが「一括見積もりのおかげ」だとは言い切れません。荷物を3点に絞ったこと自体も、安くなった理由に含まれていると思います。

我が家の条件はこちらです。

  • 家族3人(私・妻・長女)/アパートから新居へ。
  • 隣の市への引っ越し(短距離)
  • 作業日は2025年8月10日。繁忙期の3〜4月ではありません。
  • 運んでもらったのは冷蔵庫・洗濯機・ソファーの3点
  • 内訳は税抜26,000円+消費税2,600円=28,600円。支払いは現金でした。

距離・時期・荷物量で金額は大きく変わります。同じ条件でなければ、同じ金額にはなりません。

一条工務店の紹介で提示された80,000円と、一括見積もり経由で支払った28,600円の比較

一条工務店の紹介で提示されたのは80,000円でした

家づくりの終盤になると、引っ越し業者の話が出てきます。我が家も一条工務店から紹介を受けました。紹介されたのはサカイ引越センターで、提示された額は80,000円です。

このとき私は、紹介なのだから相場より安いのだろうと思っていました。 火災保険のときとまったく同じ考え方をしています。

火災保険のときは、最初に提示された東京海上日動でそのまま契約しました。1年後にソニー損保へ乗り換えたところ、解約返戻金が162,230円戻ってきています。詳しくは一条工務店の火災保険をどう選んだかの記事に書きました。

振り返ってみると、私は、最初に提示されたものをそのまま選んでしまっていました。

引っ越しでも同じでした。80,000円が高いのか安いのか、この時点では判断できていません。他社の見積もりを取っていなかったからです。

結論から言えば、この判断は間違っていました。 次の章では、実際の相場と比べてみます。

引っ越し費用の相場|3人家族の近距離で約102,000円

自分の金額が高いのか安いのか、比べる相手がいないと判断できません。相場を調べました。

引越し侍が公開している相場料金(2026年7月22日更新/利用者アンケート3年分から算出)では、条件別の目安はこうなっています。

条件通常期繁忙期
2人暮らし・15km未満の近距離約91,000円約125,000円
3人家族・15km未満の近距離約102,000円約142,000円

我が家は3人家族で隣の市への引っ越しなので、3人家族・15km未満の行に当たります。目安は約102,000円でした。

ここで分かることが1つあります。一条工務店の紹介で提示された80,000円は、相場より安かったということです。

「提携だから高い」という話ではありませんでした。 紹介の時点ですでに、相場より2万円ほど低い金額が出ています。それでも、一括見積もりを取ったらさらに下がりました。紹介が悪いのではなく、他社の見積もりと比べることで、さらに安くできたという話です。

なお、この相場は事業者が利用者アンケートから算出した目安です。地域や荷物量で上下しますし、時期によっても変わります(2026年8月時点の情報です)。

引っ越し費用を決める3つの要素(距離・時期・荷物量)と我が家の条件

月別の相場|3月は8月の1.9倍でした

時期でどれくらい変わるのかも調べました。同じ引越し侍の月別データです。

平均引っ越し料金
1月約82,000円
2月約94,000円
3月約179,000円
4月約132,000円
5月約91,000円
6月約89,000円
7月約88,000円
8月約94,000円
9月約91,000円
10月約84,000円
11月約92,000円
12月約96,000円

3月の約179,000円は、8月の約94,000円のおよそ1.9倍です。 一番安い1月と比べると2.2倍近くになります。

我が家の引っ越しは2025年8月10日でした。繁忙期を避けて選んだわけではなく、引き渡しが8月だったため、引っ越しも8月になりました。それでも結果として、もっとも高い時期は避けられていたことになります。

家を建てる場合、引っ越しの時期は自由に選べるとは限りません。引き渡しの日程に左右されるからです。ただ、着工前の打ち合わせで引き渡し時期の目安が決まることを考えると、3月に引き渡しが重なりそうなときは、引っ越し費用が上がる可能性も頭に入れておくとよいと思います。

引っ越し費用の月別平均。3月が突出して高いことを示したグラフ

一括見積もりを取ったら、同じ業者で28,600円でした

紹介の80,000円を見たあと、私は引っ越し一括見積もりサイトを使いました。

仕組みは単純です。住所と荷物の量を入力すると、複数の業者から連絡が来ます。各社が電話で個別に見積もりを出す形式なので、サイトの画面上で金額が分かるわけではありません。

そこで出てきたのが、同じサカイ引越センターの28,600円でした。紹介経由の80,000円と、同じ会社です。

繰り返しになりますが、運んでもらったのは大型3点だけです。荷物量の前提が同じだったかは分かりません。それでも、紹介された引っ越し業者をそのまま選んでいたら、この28,600円まで下げることはできなかったと思います。

火災保険も同じでした。提携で案内されたものをそのまま契約して、1年後に見直したら年間41,793円下がっています紹介や提携を疑うのではなく、一度だけ他と比べる。 それだけで金額がかなり安くなるというのを、我が家は2回経験しました。

電話とメールで5社ほど。正直、手間はかかりました

一括見積もりで、面倒だったところも書きます。

一括見積もりに登録すると、5社ほどから電話やメールが来ました。 順番に対応するのは、やはり手間でした。私の感じ方では、大手のほうがしつこかったです。

同じ話を何度もするので、荷物の内容と希望日をあらかじめメモにまとめておけば、電話のたびに確認しやすかったと思います。私は用意していませんでした。

電話やメールが来たのは、ハート引越センター、アート引越センター、サカイ引越センター、アリさんマークの引越社、ハトのマークの引越センターの5社です。5社すべてが電話をかけてきたのではありません。メールだけで対応してくれた会社もありました。

この5社と比べたことで、80,000円が相場に対してどのあたりなのかが分かりました。手間はかかりましたが、比べる相手をつくれたのは大きかったです。

電話が苦手な方には向かない仕組みだと思います。ただ、この手間で数万円が動くのも事実です。そこをどう見るかだと思います。

最安の業者は選びませんでした|大手の安心を取った理由

見積もりの中で、サカイ引越センターは最安ではありませんでした。 一番安かったのは地元密着の引っ越し会社です。

それでもサカイ引っ越しセンターにした理由は、大手のほうが安心だと思ったからでした。荷物を壊されたときの対応や、当日の作業に何かあったときの対応を考えると、大手のほうが安心だと思いました。

ただ、1年経った今は少し違うことを考えています。今思えば、大手にこだわらなくてもよかったかもしれません。 実際の作業は問題なく終わったので、地元の会社を選んでも結果は変わらなかったように思います。

なお、その地元の会社の名前と金額は書きません。 我が家の記憶が3,600円ずれていた前例があり、裏付けのない数字を出したくないからです。地元密着の会社は地域が限られるので、名前を出しても他の地域の方には再現できません。

外構も、他社との比較はしていません。提携先の1社だけに見積もりを依頼し、そのまま決めました。詳しい金額や内訳は、一条工務店の外構259万円の全内訳にまとめています。

引き渡しから1週間後に引っ越し|小物はそれまでに自分たちで運びました

引き渡しの日に、そのまま引っ越したという方もいます。我が家は、引き渡しから1週間後に引っ越し業者へ依頼しました。

理由は、できるだけ小物を自分たちで運んで引っ越し費用を抑えるためです。引っ越し先が隣の市なので、車があれば自分たちで運べました。これにより、業者に頼むのは大型の家具や家電だけで済みました。

実際どうやって運んだかというと、友人に手伝ってもらい、ハイエース2台で1往復しています。何日もかけて少しずつではなく、人手と車を集めて一度に運んでいます。手伝ってくれる人がいるかどうかで、取れる方法は変わります。

結果として、業者に運んでもらったのは冷蔵庫・洗濯機・ソファーの3点です。28,600円という金額は、これら3点だけを業者に依頼した結果です。

これは近距離だからできたことです。遠方への引っ越しなら、自分で運ぶ回数を増やせません。近距離の引っ越しほど、この方法を取りやすくなります。

引き渡しから1週間かけて小物を運び、大型3点だけ業者に依頼した流れ

家具・家電は買い替えず|アパート時代のものをそのまま使っています

入居前に買った物のリストを載せているブログを多く見かけます。我が家は、ほとんど買っていません。

冷蔵庫も洗濯機もソファーも、アパートで使っていたものをそのまま持ってきました。カーテンや照明も新しく揃えていません。カーテンについては、窓にハニカムシェードが入っているので、そもそも買う必要がありませんでした。

この1年で買い替えたのは机だけです。残りも、必要になった順に替えていくつもりでいます。

理由は、家にお金を使ったからです。 建物工事費は31,064,885円でした。ここで家具家電まで新調すると、負担が大きくなりすぎます。節約して、順番に買い替えていこうと考えました。

住んでみて困ったかというと、困っていません。新居に合わないと感じたら、そのときに買い替えるという順番でも十分でした。

入居前に全部そろえる必要はないというのが、1年住んだ実感です。

エアコン工事はありませんでした|もとの1台で足りています

「エアコン工事の注意点」を記事にしているものがあります。我が家では、この工事はしていません。

もともと付いていたエアコン1台だけで足りているからです。理由は、さらぽか空調で床冷房と床暖房を24時間動かしているためです。エアコンを動かしたのは1年で2〜3回でした。

ついているのはLDKです。19帖で上部が勾配天井になっている部屋に、1台だけあります。増設もしていないので、主寝室6.67帖と洋室4.83帖にはエアコンがありません。この2部屋は床冷房と床暖房だけで1年過ごせました。

夏の冷房を床冷房でまかなった実際の電気代は、さらぽかの電気代の記事にまとめています。

エアコンの台数と工事費は、引っ越しの前後で意外と大きい出費です。 我が家はそこがゼロで済みました。空調の選び方が、引っ越し費用を下げることにつながりました。

やっておけばよかったのは断捨離です

ここが一番の反省です。引っ越し前に、もっと物を減らしておくべきでした。

新居に運び込んだあとで、「これは要らなかった」と気づいたものがいくつもあります。捨てに行ったものも、売りに行ったものもありました。 運ぶ手間をかけてから処分しているので、二度手間です。

具体的には、本棚と本、あとは細かな荷物です。新居での置き場所が決まらなかったため、結局どれもそのまま手放しました。

引っ越しの手間は荷物の量で決まります。先に減らしておけば、運ぶ手間も処分の手間も減っていました。

これから引っ越す方には、見積もりを取る前に一度見直すことをおすすめします。荷物が減れば、見積もりの金額も下がるはずです。順番が逆だと、我が家のように二度手間になってしまいます。

ネット回線とアパートの解約は1ヶ月半前に連絡しました

手続きで急いだほうがよいものを2つ書きます。

1つ目はネットの光回線です。 工事が必要なので、申し込んですぐ使えるわけではありません。上位の記事も「早めに」と強調していました。

我が家は楽天ひかりを2ヶ月前に申し込みました。ただし立ち会いの工事があるため、実際に開通したのは引き渡しのあとです。振り返ると、2ヶ月前では早すぎました。1ヶ月前くらいで足りたと思います。

2つ目はアパートの解約予告です。 我が家は1ヶ月半ほど前に連絡しました。契約によって予告期間が決まっているので、遅れると余分な家賃が発生します。

電気と水道の開通も要りますが、我が家はオール電化なのでガスの開栓がありません。 手続きが1つ減りました。オール電化を選ぶと、こういうところが少しずつ楽になります。

引き渡し当日にやったこと・やらなかったこと

最後に、引き渡しの日のことを書きます。

やったことは、外観と床・壁・天井のチェックです。ただ、素人なのでどこまで見られたかは分かりません。 傷や汚れがないかを見て回った、という程度です。

やらなかったこともあります。設備の稼働確認です。給湯や床暖房の説明は受けましたが、その場で全部を動かして確かめてはいません。 実際に使うときに確認する形になりました。

今のところ、困ったことは起きていません。床鳴りもありません。 壁紙に不具合が出たときは無償で直してもらえました(→ 火災保険の記事のアフター対応の章に書いています)。

上位の記事は「当日に全部確認すべき」と書いています。我が家はそこまでできませんでしたが、後から対応してもらえたというのが実際のところです。

よく挙がる入居前の準備と、我が家がやったこと・やらなかったことの対比

まとめ|一条工務店の引っ越しで我が家がやったこと

  • 一条工務店の紹介で提示されたのは80,000円。一括見積もりを取ったら、同じサカイ引越センターで28,600円でした。
  • ただし運んでもらったのは冷蔵庫・洗濯機・ソファーの3点だけです。小物は1週間かけて自分たちで運びました。差額のすべてが一括見積もりの効果とは言い切れません。
  • 紹介の80,000円は相場より安い金額でした。3人家族・近距離の目安は約102,000円です。提携が高いという話ではありません。
  • 時期の影響は大きく、3月の平均は8月のおよそ1.9倍でした。引き渡しの時期は選びにくいので、頭に入れておく程度でよいと思います。
  • 電話やメールが5社ほど来て、手間がかかりました。ただ、その手間をかけることで、数万円安くなる可能性があります。そこに手間をかける価値があるかどうかだと思います。
  • 最安の地元業者ではなく大手を選びました。今思えば、大手でなくてもよかったかもしれません。
  • 一番の反省は断捨離をしなかったこと。運んでから捨てたものがありました。
  • 家具も家電も買っていません。入居前に全部そろえなくても困りませんでした。

金額は距離・時期・荷物量で大きく変わります。この記事は2025年8月に隣の市へ引っ越した我が家の場合の記録です。相場のデータは2026年8月時点で確認したものなので、検討される際はご自身で最新の見積もりを取ってください。

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